完全生産限定盤
ニューイヤー・コンサートと並ぶウィーン・フィルの名物行事で、ユネスコの世界遺産にも指定されているシェーンブルン宮殿を舞台に行われるオープンエアの演奏会“ウィーン・フィル・サマー・ナイト・コンサート”。2024年は、ボストン響とゲヴァントハウス管音楽監督の任にあり、ウィーン・フィルとも関係を深め、秋の来日でも指揮を執るアンドリス・ネルソンスが2度目の登場。2024年のテーマは「スメタナ生誕200年」「ロマン派の名作」。スメタナの名作、ワーグナーとヴェルディのオペラに加え、ワーグナーの影響を受けたという後期ロマン派の女性作曲家オーギュスタ・オルメス(1847-1903)の間奏曲「夜と愛」が大注目。締めくくりは20世紀ロシア作曲家によるダンス曲。アリアでソロを担うのは、やはりノルウェー出身のディーヴァ、リーゼ・ダヴィドセン。野外コンサートながら全力投球のウィーン・フィルの熱演が初夏の夜を華やかに彩ります。 (C)RS