車内のシートにカバーを取り付けよう
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レールクラフト阿波座さんから好評発売中の (N) RCA-D47 JR西日本 287系パンダくろしお「枕カバー」デカールです。 こちらはTOMIX、KATOの両社から発売されている287系パンダくろしお・Smileアドベンチャートレインに使用可能です。 セット内容は枕カバーデカール3枚、客室ドアステッカー1枚、説明書3ページとなっています。 別途必要なものとしては、マークセッター、ピンセット、艶消しクリアー、はさみ、つまようじ、0.3mm厚のプラ板、ゴム系ボンドです。 -
これが実際のデカール1シートなのですが、通常座席用のパンダシートがずらっと並び、 女性専用席用の枕カバー、グリーン席用カバーとあります。
パンダの目がこ、こっちを見てるっ。 -
それではさっそくデカールを貼り付けていきます。 各車体と床下部分とに分解していきます。 デカール自体は一つ一つに区切って切り取る必要はありませんでした。 横一列や作業のしやすい単位で切り取った帯状のデカールを水を入れたトレイや塗料皿などに浸し、 約5秒程度で取り出します。約10秒(冬場はもっと長く)で、デカールの水色台紙からするりと動きます。その状態からピンセットでつまんで、車両シートの上部に貼り付けます。 -
普通のパンダシートを貼り付けてみました。 手がプルプルと震えます。 若干曲がってしまったり浮いてしまっているシートも散見されました。 いやぁ、難しい!! -
貼り付けてからしばらくすると乾燥しますので、そこでマークセッターの出番です。 マークセッターを塗ると約10分ほどで背面側に丸みを帯びて柔らかくなるので、 つまようじの先などで背面にカールさせて固着させます。 この時にあまり強く押さえたり引っ張ったりしてしまうと、パンダが破けてしまいます。 -
なんとか1両、無事に全てのシートを貼り付けることができました。 初心者だからか、不器用だからか、なんとこれだけで2時間弱は格闘しました・・・。 -
集合体がニガテな方、ごめんなさい! 努力の成果を見てください!6両分貼り付けた瞬間が嬉しくて、並べてみました。 この後、模型担当スタッフのガルダン師に、しっかりと手直しをしてもらいました。 -
最後にボディを元に戻して、外観チェックしたのがコチラです。 窓からくっきりと車内のデカールパンダが伺えます! これだけでもリアリティが感じられます。 デカールセットの中には客室ドアステッカーも付属されています。 ぜひチャレンジしてみてくださいね!!
さて、今回はその車両そのもののご紹介ではなく、さらにリアルに近づけるために、
こちらのアイテムを使用して、車内のシートにカバーを取り付ける様子をお送りします!
室内灯を取り付けよう!
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それではここからは、車内のさらなるグレードアップと言うことで、 室内灯の取り付けを行っていきたいと思います。
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今回の車両はトミックスの0734が推奨されていました。 (N) 0734 室内照明ユニットLC(電球色)ですね。 6両全てに取り付けるために、(N) 0738 室内照明ユニットLC(電球色・6本入り)セットを使用しました。 中身は同じ電球色です。 -
取付前の準備として、ユニット本体のLED部分に添付の遮光シールを貼り付けます。 LEDを覆うように貼り付けるだけなので、これ自体に難しさはありません。 6本とも貼り付けます。 -
取り付ける車両によって、照明ユニットがそのままでは収まらないことがあります。 その場合には、カットする必要があります。 ニッパーを用いて目盛り分で切り分けて切断面を修正しましょう。 -
車両本体への取り付けはシート部分に固定用のフックがある場合は、 スプリングが曲がらないように気をつけ、フック部分にはめ込みます。 -
動力車に取り付ける場合は、スプリングをカットする必要があるので、 上部の巻き方が細かくなっている部分をカットします。 -
動力車両への取り付けが完了しました。 -
同じ電球色の室内灯ではありますが、室内のシートが青かベージュかによっても 外から見たイメージって変わりますね。 室内灯取付1枚目の画像では、カトーのパンダくろしおに白色LEDの室内灯を取り付け、 今回のトミックスの電球色(2枚目)と並べています。 -
TNカプラーに付け替えよう
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さてさて、さらなるクオリティアップを目指して! そのままでも十分見た目が映える鉄道模型になりましたが、 リアルな形状が人気のTNカプラーに付け替えることができます。 これにより実感的な連結面間を再現することができます。
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オプショナルパーツの推奨品番は、(N) 0337 密連形TNカプラー(6個・SP・グレー)です。 一つ買うと6個入り、1車両の前後で2個使用するので、3両分となります。 今回は6両のため、2個準備しました。 -
この状態が当初から取り付けられているカプラーとなります。 (出荷時の状態では、先頭車のクモロハ286-8、クモハ287-14は運転台側JC6334のTNカプラー、 連結面側はJC02のアーノルドカプラーです) -
こちらは動力台車です。ツメでひっかかっている状態なので、動力台車から台車を取り外します。 台車を外す際に小さな集電スプリングがついていますが、紛失しないよう注意が必要です。 -
台車からカプラー部をニッパーなどで切断し、切断面を整えます。 キンチョーする瞬間です。 -
切り離してスッキリしましたね。 -
床下パーツにカプラーを取り付けるための突起がありますので、 そこにTNカプラーをあて、しっかりとはめ込みます。 トレーラー車でも動力車でも、TNカプラーの取り付けに関しては同じです。 -
6両すべて取り付けをして、ボディに組み戻しを行います。 もどしてみたところがこちら、TNカプラーはグレーなので、台車とのなじみも良くなりました。 -
レールの上に車両を乗せてみると、さらにスタイリッシュに見えます! 一度ニッパーでカットするあの緊張の瞬間さえすんでしまえば、 TNカプラーの取り付けは約20分程度で終わりました。 -
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実際に連結させてみたところです。 かなり車両間がすっきりとシャープになったのではないでしょうか。 これにてパンダくろしおのカスタマイズは完成です!
はじめてここまで鉄道模型に手を加えてみました。 それでは、室内灯で照らされた車内の、パンダの表情をチラッと見つつ、 走る車両をご覧下さい。
動画
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- (N) RCA-D47 JR西日本 287系パンダくろしお「枕カバー」デカール
- 会員様web価格 3,960円 (税込)40 円相当(1%) ポイント進呈最短 6月16日( 月 ) 出荷2007年12月 発売(N) 0738 室内照明ユニットLC(電球色・6本入り)セット
- (N) 0337 密連形TNカプラー(6個・SP・グレー)
- 透明プラバン0.3mm厚B4サイズ (4枚入)【70191】