2025.06.05
Joshin 試用レポート
シアーイヌホンはデザインも音質も良い! ビクターのノイキャン対応ワイヤレスイヤホン『HA-A22T』試聴レビュー



ビクター ノイズキャンセリング機能搭載完全ワイヤレス Bluetoothイヤホン HA-A22T
犬のニッパー君のマークが特徴のビクター“イヌホン”から『HA-A22T』が登場!
今回もカラバリが豊富でニッパー君が描かれたボディとケースがとてもかわいい。
透け感のあるシアーなケースとニュアンスカラーのイヤホンをキュートに持ち歩けますよ!
ライター:ぴよこ
シアーイヌホン『HA-A22T』登場
セット内容 | 本体、充電用USBケーブル、充電ケース、イヤーピースXS/S/M/L各2個(Mは本体に装着) |
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質量 | イヤホン(片側)/約4.5g、充電ケース/約30.3g |
ビクターの象徴ともいえる犬のマークが特徴の通称“イヌホン”。
『HA-A22T』ではトレンドを取り入れた透け感あるシアーなケースとストラップがついて、最新のファッションスタイルにマッチします。
カラーはモカ・アイスブルー・パープル・ホワイト・ブラックと、ミルキーな淡く柔らかな色が中心の展開です。
2025年のトレンドカラーはモカ・ムースなので、特に「モカ」は流行りの服とイヤホンとの親和性が高いカラーになりそうです。
何よりケースのフタのシアー感がかわいい!
ケースには新たにストラップが付属
「HA-A30T2」は本体・ケース共に極限まで小型化した!というほど小さかったのですが、『HA-A22T』は初代に近いサイズに戻った印象です。
それでも充分に小さいので、筆者は使っていて特に気になる大きさではなかったです。
『HA-A22T』ではじめて採用されたのが、ケースに装着されたストラップ!
カラビナやキーホルダーに通せばバッグのショルダーなどに着けて、すぐに取り出せます。
これでバッグの中で「イヤホンどこ〜!?」とならずに済むかもしれません。
フタが開いても本体が落ちにくい構造
取り出しやすい!耳にフィットするスティック状の本体
従来と同じようにカナル型ではありますが、本体が縦に伸びてスティック形状になりました。
耳に沿って装着しやすくフィット感が増す形状で、ケースからも取り出しやすい!
HA-A30T2は小さなケースの中に、小さな本体がキュッと身を寄せ合っているような状態だったので、指先作業が苦手な方だと少し取り出しにくいと感じたり、本体を落としてしまったこともあるかもしれません。
『HA-A22T』はまずケースが大きくなったので、本体と本体の間にゆとりが生まれました。
これだけで本体は取り出しやすいのですが、本体を持つ時にスティックに指を沿わせて持ち上げるので、つまみやすくなっています。
しかもスティック部分が八の字のような配置なので、片側のイヤホンの存在を気にせず、1個ずつ取り出せます。
構造的にケースは小型化できたはずなので、取り出しやすさを優先したのが伺えます。
装着してみた
HA-A30T2でボディがかなり小型化しており、その分耳からニュッと本体が伸びたような見た目は途中で落ちないか心配になったものですが、装着感は安定していました。
『HA-A22T』はHA-A30T2にスティック部分が付いたような形をしており、耳に沿うように装着ができるのでよりフィット感が高くなっています。
耳から外す時もスティック部分があるのでつまんで外しやすいです。
筆者は外す時に落とすことが時々あるので、やっぱり安心して外せるのはいいですね。
使用時間と充電時間
実際に音を聞いてみた
ペアリング手順と操作
ペアリング方法は、ケースから本体を取り出せばペアリング状態(本体のインジケーターが点滅)になるので、接続端末のBluetooth設定画面に表示されている「Victor HA-A22T」をタップして完了させます。
L/Rのニッパー君のロゴが書かれた面がタッチセンサーです。
それぞれタップや長押しをして操作を行ってください。
操作の際の音声ガイダンスは日本語なので操作の状態がわかりやすいですよ。
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音楽の操作
L タッチセンサー部の
タップ操作R 再生/停止 ● NC→外音取込機能→オフの切替 音量− ●● 曲送り 音量+ ●●● 曲戻し 音声アシストの起動 ●●●● 低遅延モードのオン/オフ切り替え サウンドモードの切り替え 長押し タッチ&トーク機能のオン/オフ -
電話の操作
L/R タッチセンサー部の
タップ操作再生/停止 ● 音量− ●● 音量+ ●●● イヤホン通話⇔スマホ通話の切り替え ●●●● サウンドモードの切り替え 長押し
雨の日の繁華街で使ってみた
早速外で使ってみました。
土曜日の繁華街で本日は雨。いつもより外音が多い日です。
右耳のタッチセンサーを短く1回押すごとに、ノイズキャンセリング→外音取り込み→機能オフとなります。
これまでのイヌホンでも述べていますが、低価格帯ではあるので強力なノイズキャンセリングではなく、自然にほどよくノイズがカットされます。
『HA-A22T』のノイズキャンセリングとオフを切り替えて音の違いを確かめると、店内アナウンスや信号機の電子音などといった大きな音は残り、小さな人混みの中に紛れるガヤガヤ感が抑えられていました。
雨で濡れた道路を走る車の音などは聞こえますが、オフに比べると筆者の体感で6割ほどはカットされた印象です。
『HA-A22T』はアプリに対応していませんが、長押しをすることで3つのサウンドモードに切り替えられます。
クセのないバランスの取れたFLAT、低音重視のBASS、ボーカルがメインになるCLEARと、しっかりその特徴が発揮されます。
筆者は低音重視の音が好きなのでBASSを使っていましたが、弾けるような低音ではなく太く伸びやかです。
セット内容 | 本体、充電用USBケーブル、充電ケース、イヤーピースXS/S/M/L各2個(Mは本体に装着) |
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質量 | イヤホン(片側)/約4.5g、充電ケース/約30.3g |
まとめ
『HA-A22T』はタッチセンサーで切り替えられる3つのサウンドモードがどれもかなり良い音です。
音質もしっかりこだわっていて、オーディオメーカーのピュアサウンドが耳に心地よく響きます。
3つのサウンドモードはしっかり個性が違うので、好みのモードでお楽しみください。
この価格帯でこの音質なら、ファッションに合わせるためのサブ機として持っておくのも全然良いなぁ…。
2025.06.05 (ぴよこ)