2025.06.06
Joshin 試用レポート
ダイキンの体感型ショールーム「フーハ大阪」で最新のエアコンを見てきました!



ダイキン 体感型ショールーム「フーハ大阪」見学レポート
「エアコンがほしいけれど機能の違いがよく分からない」「実際に見て選びたい」
そんな方に足を運んでいただきたいのが、ダイキンの体感型ショールーム『フーハ大阪』。
最新&人気モデルの展示や、湿度で変わる空気を体感できるルームなどがあり、エアコンのことをよく知りながら生活スタイルにピッタリな1台を選べます。
今回は、最新の2025年モデルを中心に見せてもらいましたよ! ライター:もあ
ダイキンのショールーム「フーハ大阪」に行ってきました!
住所 | 〒530-0011 大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪 ナレッジキャピタル 4階 |
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営業時間 | 10:00-18:00(入館は17:45まで) 休館日:第2、第4水曜日・年末年始 |
ダイキン ソリューションプラザ『フーハ大阪』は、グランフロント大阪 北館の4F、エスカレーターを上がったところにあります。
今回は特別に、休館日に貸し切り状態で撮影させていただきました。
白を基調にした、とてもキレイな空間。
ルームエアコンや空気清浄機が展示されている「住宅用ゾーン」、大規模施設で使うアイテムが並ぶ「業務用ゾーン」、実際に空気を体感する「しつど体感ルーム」の3つのエリアに分かれています。
館内を見渡すと、あちこちに"うるるとさらら"のマスコット「ぴちょんくん」を発見。
看板の上にぬいぐるみを見つけたときは思わず「あ!ぴちょんくん!」と叫びました(恥)。
ダイキンのルームエアコンはJoshin webショップで取り扱いのある分だけでも、5シリーズ+デザインに特化した「risora」シリーズと種類が豊富で、迷う方は多いと思います。
館内には各機種の特徴が見れるタッチ液晶パネルがあり、予約が必要ですが専門スタッフのサポートを受けながら機能や設置場所の相談もできますよ。
ダイキンのエアコンはここがスゴイ!
ダイキンのエアコンは全てのモデルが様々な季節・環境に耐えるタフネス設計。
屋外に設置した室外機が大雨でも浸水しないか、強風の中でもファンは正常に回るかなど300以上のテストを見事突破し、室内に設置したエアコンは最大震度7相当の地震にも耐えました。
エアコンの心臓部「スイングコンプレッサー」はローラーとブレードが一体化した独自設計で、振動の少ない滑らかな動きが特徴です。
展示していたスイングコンプレッサーを回すと全体がスムーズに回り、他社で使われるロータリーコンプレッサーは左右にガタつきがありました(上記画像2枚目)。
スイングコンプレッサーの方が擦れが圧倒的に少なく、摩耗やガス漏れのない高い耐久性を実現しています。
基板は雨や雪、小動物などが入り込まないよう両面をしっかりコーティング。
内部の熱交換器にはカビ・腐食に強く、汚れや油も弾く「親水エクストラハイドロコート」を採用しています。
2025年最新モデルをチェック!

Rシリーズ | Fシリーズ | Eシリーズ | |
---|---|---|---|
無給水加湿の 「うるる加湿」 |
〇 | - | - |
除湿しても寒くならない 「さらら除湿」 |
〇 リニアハイブリッド方式 |
〇 ハイブリッド方式 |
- |
窓を開けなくても換気ができる 「給気換気」 |
〇 | - | - |
消費電力を抑える 「節電自動運転」 |
〇 | - | - |
自動でお部屋を快適にする 「AI快適自動運転」 |
〇 | - (快適自動運転) |
- |
蒸し暑さを感じにくい 「プレミアム冷房」 |
〇 | 〇 | - |
自動でフィルター掃除をする 「自動お掃除機能」 |
〇 | 〇 | - |
外出先でも操作できる 「スマホ接続対応」 |
〇(内蔵) | 〇(内蔵) | 〇(別売) |
エアコン内部を水で洗浄 「水内部クリーン」 |
〇 加湿水洗浄/結露水洗浄 |
〇 結露水洗浄 |
〇 結露水洗浄 |
快適と節電を両立したフラッグシップモデル「うるさらX Rシリーズ」、機能充実の中級グレード「Fシリーズ」、コンパクトな安価モデル「Eシリーズ」の2025年最新モデルの特徴を見ていきます。
※画像のRX=Rシリーズ、GX=Fシリーズです
「うるさらX」の名前が付いたRシリーズは、外気中の水分を取り込んで加湿する給水いらずの「うるる加湿」と、環境に合わせて除湿方式を変えるリニアハイブリッド方式の「さらら除湿」を搭載。
「さらら除湿」は、室温はそのままに湿度だけを快適な状態まで下げる独自の除湿機能です。
湿度の低い空気は冷たいので(「しつど体感ルーム」で実際に体感できます)室外機で暖めた空気を混ぜて、部屋が寒くならないようコントロールしています。
Rシリーズに搭載の「リニアハイブリッド方式」は、状況に合わせて冷やす(除湿する)量と加熱量の調整が可能。
一定温度の空気を放出する「ハイブリッド方式」よりも細かく冷やした分だけを暖めることができ、どのシーン・季節でも室温を変えず湿度を下げられます。
周囲の湿気をどれだけ吸収しているかは、館内に設置されたバケツに溜まる水の量でわかります(上記画像1枚目)。
RシリーズとEシリーズ(「さらら除湿」非搭載)では、半日後には水の量が倍近く違いましたよ!
温度/湿度をコントロールする「うるさらX Rシリーズ」
2025年モデルのRシリーズには、新たに「節電⾃動運転」が搭載しています。
リモコンで好みの温度/湿度を設定し「節電⾃動」ボタンを押すと、室内が設定環境に達した後はゆるやかに消費電力を抑えて運転。
節電運転時は、通常の約20%の消費電力を削減できます。
家にいることが多かったりペットのためにエアコンを付けっぱなしにするなら大助かりですね。
従来から人気の「AI快適自動運転」も健在で、部屋の床・壁温度を読み取り+よく使う設定を学習して、常に最適な運転を行います。
加湿・除湿・換気を自動で行う、ダイキンのエアコンの中で1番かしこい運転ができるモデルなので「常に快適な空気・空調で生活の質を上げたい」「家族みんなが快適に過ごせるエアコンがほしい」というご家庭にピッタリです。
さらら除湿など機能充実の「Fシリーズ」
※ 展示はGX・MXシリーズですが、Fシリーズも同じデザイン・仕様です
Fシリーズはハイブリッド方式の「さらら除湿」や、冷房運転時に設定温度に達した後も快適な湿度をキープする「プレミアム冷房」を搭載。
節電はRシリーズの方が優秀ですが、快適な温度・湿度で過ごせる機能が充実して価格は中級ラインの、コスパに優れたモデルです。
自動お掃除機能もあり、熱交換器の汚れは冷房運転で発生する結露水で、フィルターは回転ブラシでホコリを回収してキレイにします。
コンパクトでリーズナブルな「Eシリーズ」
Eシリーズは数あるダイキンのエアコンの中で最も安価なスタンダードモデル。
高さ250mm・奥行き255mmと他のシリーズに比べて圧倒的にコンパクトサイズで、カーテンレールの上など限られたスペースにも設置できます。
加湿/除湿・換気などの機能はありませんが、結露水とストリーマを使用した内部洗浄を搭載しています(自動フィルター掃除は非搭載)。
「スイングコンプレッサー」や両面コーティングの基板など内部の作りは上位モデルと同じなので、非常にタフで長期間お使いいただけますよ。
室内が暑すぎ/寒すぎになったと検知すると自動で冷房/暖房運転を行う「室温パトロール」機能があるので、お子様やお年寄りのいる部屋に設置すると安心です。
パネルデザインが選べる「risora(Sシリーズ)」
人気のパネルデザインの展示がありました。
エアコン定番のホワイトカラーでもファブリック調やオフホワイト、マットな質感など種類が豊富で印象もガラッと変わります。
展示している木目の壁紙が偶然筆者宅のものとよく似ていたので、設置したときのイメージが湧きやすかったです。
シックなウッドデザインもオシャレだし、お気に入りのブルー系カラーと合わせるのもいいなあ・・・。
「しつど体感ルーム」と「業務用アイテム」
「しつど体感ルーム」に入ると、ムワッと重たいジメジメとした空気に変わります。
体温が上昇するのに汗が出るほどじゃない暑苦しさ・・・学生時代の締め切った部室や体育館倉庫を思い出しました。これは好きじゃない・・・。
パネルによると部屋の湿度は61.9%。
一般的に不快感を持つのは70%〜のようですが、一刻も早く次の部屋に移動したいです。
次の部屋の湿度は34.1%。温度は若干上がっているのに涼しく感じる!
除湿した空気は本当に冷たいとわかりました。
まとめ
猛暑・厳寒だけなく残暑と余寒も長く続き、エアコンが年中活躍しているご家庭も多いと思います。
国内でトップクラスのシェア率を誇るダイキンのエアコンは、加湿/除湿機能や自動運転など快適に使える機能がとても豊富。
特に「節電⾃動運転」を追加したフラッグシップモデル「うるさらX Rシリーズ」は、購入時こそ高価ですが毎月の電気代はお財布にやさしくなります。
機能やお手入れの方法を詳しく知りたい、サイズ感を実際に見たい方は、ぜひ『フーハ大阪』に足を運んでみてください。
目には見えない空気の変化を体感したり、こういう時にこの機能がいいのか!と気づきがあることで、より生活スタイルにピッタリの1台を選べますよ。
余談ですが、フィルターの目詰まりで電気代が変わる話で「ギクッ」となり、帰宅後すぐにエアコンの掃除をしました。 2025.06.06 (もあ)