2024.09.04
Joshin 試用レポート
掃除中も終わった後も音が気にならない! 自動ごみ収集ステーション付きのラクティブエア EC-XR1 を使ってみました!



シャープ コードレススティック掃除機 RACTIVE Air STATION(ラクティブエア ステーション) EC-XR1-H
スティック掃除機の面倒なゴミ捨てをラクにする、自動ごみ収集ステーション付きのモデルがジワジワと増えています。
シャープのラクティブエアからも、ついに自動ごみ収集ステーション付きの『EC-XR1-H』が登場しました!
掃除機をスッと取り出せ、ゴミの吸引音も抑えられている『EC-XR1-H』で、実際に掃除してきました。 ライター:ぴよこ
ごみ捨て不要!ラクティブエア ステーション EC-XR1-H
本体サイズ(約) | 幅221×奥行134×高さ997mm |
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本体質量(約) | 1.6kg |
付属品 | すき間ノズル、抗菌3層紙パック |
『ラクティブエア ステーション EC-XR1-H(以下:EC-XR1)』は自動ごみ収集ステーションがスタンドの役割も果たすので、部屋に置いても見た目に美しい佇まいです。
カラーはグレーのみ。
マットな質感でダークグレーといった色味は主張しすぎる色ではないものの、部屋のインテリアで選べるように、白も登場してほしい…!
従来のスティック掃除機よりも部屋に馴染むデザイン
「ラクティブエア パワー EC-SR7」と並べました。
EC-SR7を壁際に置くと、幅のあるヘッド、細いパイプ、太いモータ部と、掃除機らしい凹凸が目立ちます。
『EC-XR1』は本体形状自体が直線的なデザインで、自動収集ステーションの高さは大人の膝ほど。
リビングに置いても圧迫感を感じず、凹凸が少ないので家具との調和も良くて、EC-SR7と比べてスッキリ見える印象です。
ただし、EC-SR7のように大きなモーターは搭載していないので吸引力では劣ります。
毎日の床掃除を手軽に行うなら『EC-XR1』、しっかり吸引力が欲しい時には他のラクティブエアシリーズを使う、という併用もおすすめです。
掃除機はステーションから滑らせるだけ
運転時間(約) | 標準モード:35分/45分 自動モード:9〜22分 強モード:9分 |
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自動ごみ収集ステーション付きのスティッククリーナーには、本体の取り出しや収納時に持ち上げる必要があるモデルもあります。
EC-XR1は「取り出しやすさ」にこだわり、自動ごみ収集ステーションから本体を滑らせるだけで取り出せます。
もちろん掃除が終わった後も滑らせるだけでOK。
操作ボタンはハンドル前側にあります。
運転時間は標準モードで約35〜45分、強モードで約9分です。
汚れが気になる箇所を重点的に吸引したい場合は、強ボタンを長押しすることで「フルパワーモード」が使えます。
自動ごみ収集ステーション
収集機サイズ(約) | 幅200×奥行289×高さ435mm |
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本体質量(約) | 3.9kg |
充電時間(約) | 100分 |
紙パック | EC-330PN |
自動ごみ収集ステーションに掃除機を収納すると、集めたゴミはステーションの中の紙パックへと送られます。
掃除機のゴミを自動で集めてくれるので、掃除機のゴミ捨ては必要なく、お手入れはほぼ紙パックを捨てるだけになります。
そんな紙パックの交換も約1.5か月に1回!
今までのスティック掃除機のお手入れの手間がグンとラクになるんです!
掃除機をステーションに戻すと自動的にゴミの吸引が始まりますが、早朝や夜など、吸引を行いたくない場合はステーションの「自動ゴミ収集切」ボタンを押してゴミを収集しなくすることも可能です。
紙パックのセット方法
紙パック | EC-330PN |
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自動ごみ収集ステーションの天面のフタを開けると紙パックが直接入っている…のではなく、抗菌加工※のダストカップが内蔵されており、その中に紙パックをセットします。
紙パックはダストカップを開き、カップ内側の黄色い線に紙パックの台紙を差し込んだ後、台紙をツメに押し込み固定します。
この時、正しく紙パックがセットされていないとダストカップのフタは閉じられません。
紙パックが正しくセットできずにダストカップの中でゴミが漏れてしまった!という危険を防ぐ、安全構造です。
紙パックに触れずに捨てられます
せまい場所や壁際掃除も得意です
本体は床に対して水平に近い状態まで倒せて、スムーズに押し引きができます。
家具下でも奥まで届き、ヘッドの白色LEDライトが暗い場所も明るく照らすのでゴミを取り残さずに掃除ができます。
EC-XR1は「端までブラシ」構造を採用しています。
ヘッドの「△」が書かれた側を壁にピタッとくっつけた状態で掃除機がけをすると、壁際のゴミもしっかりと吸引ができます。
床にゴミをまいて吸引!
動画でEC-XR1の吸引力や音を確認
床に重曹+猫砂、人工髪、ほこりに見立てて綿ゴミを撒いて吸引を行ないました。
実際に吸引している様子やダストボックスでゴミを吸引する音などは、動画でご確認いただけます。
実際に掃除をしてみると、やさしい運転音です。
モーター部は遮音カバーで覆われており、本体やヘッド部に防振剤を配置することで音を低減するよう工夫がされています。
掃除が終わった後は、自動ごみ収集ステーションに本体を戻します。
ロボット掃除機も含めて自動ごみ収集ステーションを実際に使うと、ステーションの運転音が大きいと驚く事がありますが、EC-XR1はステーションの運転音も抑えられています。
一気にブォーン!と音が大きくなるのではなく、ゆっくりと音が大きくなるのも、耳にやさしいです。
まとめ
自動ごみ収集ステーション搭載の、ラクティブエア ステーションが登場しました。
ステーションタイプはスティック掃除機のゴミ捨ての手間がラクになるのが最大の特長ですが、EC-XR1は普段の掃除の使いやすさにこだわり、運転音がしっかりと抑えられています。
掃除機の音がやさしいので吸引力は大丈夫なの?とやや心配でしたが、フロアをサーッと掃除するなら充分な吸引力です。
ゴミの大きさ問わず、ブラシがしっかりキャッチして吸い込みました。
掃除機の音だけでなくステーションの音も抑えられています。
ステーションに馴染みがないと最初は音の大きさに驚かれる方も多いかと思いますが、EC-XR1のステーションの運転音は非常に穏やかです。
壁際のゴミを逃さない「端までブラシ」や、紙パックを直接触らずに捨てられる「パックinカップ構造」など、床掃除の際の「ちょっと面倒」な部分にもしっかり目を光らせてつくられています。
EC-XR1は部屋に置いてもスタイリッシュに見えますし、日々の掃除を気兼ねなく、ラクにできるので、床だけでなく気持ちもスッキリとさせてくれる掃除機です。
2024.09.04 (ぴよこ)