作者にインタビュー!
テレビゲーム作者の声
この方にインタビューしました!
-
-
『勿ノ怪契リ』ディレクター
瀧澤 菜々美
-
Q. 世界観や物語、主人公についてご紹介をお願いいたします!
-
-
本作は、陰陽師が住む人間の世界と妖怪が住む妖怪の世界、二つの世界を舞台に描かれる、恋愛アドベンチャーゲームです。 陰陽師として働く主人公は、ある日、妖怪の世界と繋がる『幻怪の森』で狼の妖怪・雅玖と出会い、それから狸や烏天狗といった妖怪と次々に出会うこととなります。 やがて、主人公は謎の声に導かれて神社にある御神木の前へ足を運びます。そこで、霊体となった安倍晴明が姿を現わし、強力な力を持つ妖怪『化け猫』が復活しようとしていること、そして主人公に化け猫を封印してほしいと伝えます。 その後、主人公は雅玖たち妖怪の中の一人と主従契約を結び、化け猫退治に向けて動き出します。契約関係となり二人で過ごす時間が増えていく中で、絆を深めながら恋に落ちていく物語となっております。
-
-
Q. 陰陽師や妖怪がメインキャラクターとして登場しますが、主人公と妖怪のキャラクターたちはどのような関係で物語が進んでいくのでしょうか?また、人間と妖怪という関係性ならではの弊害や壁はあるのでしょうか?
-
-
主人公は、メインキャラクターの妖怪と『主従契約』を結ぶことになります。主従契約とは、陰陽師と妖怪の間で交わされる特別な契約です。この契約を結ぶことで、妖怪は契約解除時に、願いを一つ叶えてもらうことができます。一方、陰陽師側はその代償として、自身の持つ霊力をすべて差し出さなければなりません。人間と妖怪では生きる世界も、流れる時間も異なります。想いが通じ合い、結ばれたとしても、そこには大きな壁が残っています。 その壁をどう乗り越えていくのか、ルートごとに異なる結末を迎えますので、ぜひ最後までプレイしていただき、それぞれの物語がどのような形で幸せにたどり着くのか、見届けていただければ幸いです。
-
-
Q. 狼や狸、烏天狗……と、妖怪のキャラクターたちは、普段は人間のような姿をしていますが、時には獣の姿をしています。それぞれのキャラクターの姿もプレイしていくうえで楽しめるポイントかと思いますが、デザインなどでこだわった点はありますか?
-
-
メインキャラクターの妖怪には、「人間の姿」「本来の妖怪の姿」「獣の姿」と3つの姿があります。 「人間の姿」は、主人公が住む廻妖町で見せてくれる姿です。本作の舞台となる廻妖町は、現代といっても田舎町をイメージしていたため、シンプルで少しレトロな雰囲気になるようにデザインしていただきました。 「妖怪の姿」は、人間の姿からガラッと変えて、和服姿です。それぞれのキャラカラーを服や小物に取り入れていただいています。 「獣の姿」は、かわいらしさよりもかっこよさを出せたらと思い、リアルな動物に近い形にしていただきました。額に妖力が込められた石があります。 メインキャラクターの一人の芦屋総佑は、人間で陰陽師です。彼は主人公と共に廻妖神社で働いているため、主人公と対になるようなデザインにしていただきました。彼のルートでしか見られない姿がありますので、ぜひプレイして確認してみてください。
-
-
Q. 悪い妖怪と戦うシナリオでは、陰陽師の主人公らしく、戦闘システムが発生します。戦闘の結果によっては、ストーリーも大きく変わってしまうのでしょうか?
-
-
戦闘システムは全部で4箇所あります。3回目までは、失敗してもストーリーに影響はありませんが、最後の4回目は、ストーリーに影響があります。あまり難しいミニゲームではないと思いますので、物語の流れで楽しんでいただければ幸いです。
-
-
Q. Joshin web ショップの読者にメッセージをお願いします!
-
-
ここまで読んでくださりありがとうございました。 この作品に興味を持ってくださった皆様に楽しんでいただけるよう、精一杯制作を進めてまいりました。種族や立場という相反する壁を越えて、彼と結ばれる物語を、ぜひお楽しみいただければと思います。『勿ノ怪契リ』。どうぞよろしくお願いいたします。
-
今回ご紹介したゲームはこちら
- 会員様web価格 7,550円 (税込)76 円相当(1%) ポイント進呈「おひとり様3点まで」最短 8月3日( 日 ) 出荷2025年07月 発売
- 会員様web価格 9,480円 (税込)95 円相当(1%) ポイント進呈「おひとり様1点まで」最短 8月3日( 日 ) 出荷2025年07月 発売