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パーヴォ・ヤルヴィがエラートと旧ヴァージンに録音した、正確さと表現の深さを兼ね備えた名演奏。
さらに初出音源も収録した特別BOXのリリース
1962年エストニアのタリン生まれのパーヴォ・ヤルヴィは、ダイナミックな解釈と革新的なプログラミングで知られています。シンシナティ交響楽団、パリ管弦楽団、NHK交響楽団、ブレーメン・ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団など、一流オーケストラで重要な役職を歴任しています。
パーヴォ・ヤルヴィのアプローチは、技術的な正確さと表現の深さを兼ね備えており、音楽家と聴衆の両方から人気があります。彼の多数の録音は権威ある賞を受賞しており(シベリウス・カンタータでのグラミー賞を含む)、同世代の最も優れた指揮者の一人としての評判を確固たるものにしています。彼は常にシベリウス、グリーグ、アルヴォ・ペルトなどの北欧の作曲家の情熱的な擁護者であり、精力的に解釈し、彼らの刺激的で雰囲気のある音楽に命を吹き込んでいます。
CD31には、2023年9月にパリ管弦楽団と録音された「フランク:交響曲ニ短調」の初リリース、デュカスとルーセルの2曲は一部にて短期間デジタル配信されていましたが(現在は未配信)が、このボックスのために特別に収録されています。
このボックスのレパートリーには、最も有名なジャン・シベリウス(4CD)、アルヴォ・ペルト(2CD以上)、エドヴァルド・グリーグ(2CD)などの北欧の作曲家、そしてより珍しいヴィルヘルム・ステーンハンマル、エルッキ=スヴェン・トゥール、エドゥアルト・トゥービンの作品も収録。
特に「グリーグ/ペール・ギュント」「フォーレ/レクイエム」「アルヴォ・ペルト/スンマ」「ラロ/スペイン交響曲(ルノー・カピュソンと共演)」「ドヴォルザーク/チェロ協奏曲(ゴーティエ・カピュソンと共演)」などは、現在においてもベストセラーとなっています。
ライナーノーツは、グラモフォン誌の名誉編集者であり、長年パーヴォの録音とキャリアを追い続けてきたジェームズ・ジョリー氏が執筆しています(欧文のみ)。
【演奏】
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
【収録予定曲】
《CD1》
シベリウス:
夜の騎行と日の出 Op.55
ルオンノタール Op.70*
組曲『レンミンカイネン』Op.22
《CD2》
エドゥアルド・トゥビン:交響曲第11番(カリヨ・ライドによる補完完成版)
アルヴォ・ペルト:死亡者の名簿
アルヴォ・ペルト:交響曲第1番 Op.9「ポリフォニック」
エリッキ=スヴェン・トゥール:根っこを探す(シベリウスを讃えて)
エリッキ=スヴェン・トゥール:砂漠の島 (弦楽オーケストラのための)
エリッキ=スヴェン・トゥール:時の空間
《CD3》
ステーンハンマル:
交響曲第2番ト短調Op.34
セレナード ヘ長調Op.31〜第2楽章:尊敬(オリジナル版)
「牧歌と墓碑銘」からの2つの歌Op.4*
交響序曲「エクセルシオール!」Op.13
《CD4》
プロコフィエフ:交響的協奏曲ホ短調 Op.125
ミヤスコフスキー:チェロ協奏曲ハ短調 Op.66
プロコフィエフ:交響的協奏曲ホ短調 Op.125〜第3楽章別ヴァージョン
《CD5》
シベリウス:クレルヴォ交響曲
《CD6》
バーンスタイン:
プレリュード、フーガとリフ
ファクシミリ
『ウェスト・サイド・ストーリー』〜シンフォニック・ダンスディヴェルティメント
《CD7》
1 ) ブリテン:ピアノ協奏曲 Op.13
2 ) ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.35
3 ) エネスコ:伝説
《CD8》
ペルト:
スンマ〜弦楽オーケストラのための
聖三祝文(トリサジオン)〜弦楽オーケストラのための
交響曲第3番
フラトレス〜弦楽オーケストラと打楽器のための
シルアンの歌〜弦楽オーケストラのための
フェスティーナ・レンテ〜弦楽オーケストラとハープのための
ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌〜弦楽オーケストラと鐘のための
《CD9》
シベリウス:
歌劇『塔の乙女』全1幕
劇音楽『ペレアスとメリザンド』組曲Op.46
悲しきワルツ
《CD10》
シベリウス:
スネフリード Op.29
わが祖国 Op.92
ヴァイノ賛歌 Op.110
サンデルス Op.28
大地の賛歌 Op.95
レンミンカイネンの歌 Op.31-1
フィンランディア Op.26*
《CD11》
グリーグ:
交響的舞曲 Op.64
2つの悲しい旋律 Op.34〜第1曲『傷ついた心』
ノルウェー舞曲集 Op.35
2つの悲しい旋律 Op.34〜第2曲『過ぎた春』
組曲『ホルベアの時代より』(ホルベルク組曲)Op.40
《CD12》
チャイコフスキー:『エフゲニー・オネーギン』〜ポロネーズ
ハチャトゥリアン:『仮面舞踏会』〜ワルツ
ショスタコーヴィチ:『黄金時代』〜ポルカ
プロコフィエフ:『3つのオレンジへの恋』〜マーチ
チャイコフスキー:『くるみ割り人形』〜花のワルツ
ハチャトゥリアン:『ガイーヌ』〜剣の舞
グラズノフ:『ライモンダ』〜間奏曲
リャードフ:アマゾンの踊り
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番〜ワルツ第2番
プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』〜騎士の踊りから
チャイコフスキー:『エフゲニー・オネーギン』〜ワルツ
ショスタコーヴィチ:タヒチ・トロット
グリンカ:幻想的ワルツ
ボロディン:『イーゴリ公』〜だったん人の踊り*
《CD13》
カタラーニ:歌劇『ラ・ワリー』より「遠くへ行かないで」
チャイコフスキー:歌劇『エフゲニー・オネーギン』より「手紙の場面」
ドビュッシー:歌劇『放蕩息子』より「来る年も来る年も虚し」
ビゼー:歌劇『カルメン』より「何を恐れることがありましょう」
ストラヴィンスキー:歌劇『放蕩者の成り行き』より「トムから何の便りもない」
チレア:歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』より「私は創造神の卑しい下僕」
プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』より「ある晴れた日に」、
プッチーニ:歌劇『ジャンニ・スキッキ』より「私のお父さん」
ビゼー:歌劇『カルメン』より「恋は野の鳥」
R.シュトラウス:歌劇『カプリッチョ』より「明日のお昼11時に!」
《CD14》
アルヴォ・ペルト:
チェロ協奏曲「賛と否」*
交響曲第1番「ポリフォニック」
B-A-C-Hの主題によるコラージュ
無窮動Op. 10
カンタータ「私たちの庭」Op.3**
交響曲第2番
《CD15》
シューマン:チェロ協奏曲イ短調 Op.129
ブルッフ:コル・ニドライ Op.4
ブロッホ:シェロモ
《CD16》
グリーグ:劇音楽『ペール・ギュント』 Op.23(抜粋20曲)
《CD17》
エリッキ=スヴェン・トゥール:
1 ) 交響曲第4番『マグマ』(エヴェリン・グレニーに捧ぐ)
2 ) Inquietude du fini(有限の不安 – アルヴォ・ペルトへ捧ぐ)
3 ) Igavik(永遠 - レナルト・メリへ捧ぐ)
4 ) The Path and the Traces(アルヴォ・ペルトへ捧ぐ)
《CD18》
ブラームス:
ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
ハンガリー舞曲(4手版)〜第1,2,3,4,5,7,11,14,17番
《CD19》
マーラー:
葬礼 (交響曲 第2番「復活」より)
アダージョ (交響曲 第10番 より)
花の章 (交響曲 第1番「巨人」より)
マーラー/ブリテン:
野の花が私に語ること (マーラーの交響曲第3番の第2楽章による編曲版)
《CD20》
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調Op.104
ハーバート:チェロ協奏曲 第2番 ホ短調Op.30
《CD21》
ブラームス:
ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.83*
8つの小品Op.76
《CD22》
マーラー:交響曲 第2番 ハ短調『復活』
《CD23》
ブラームス:ドイツ・レクイエム Op.45
《CD24》
ビゼー:
交響曲 ハ長調
管弦楽のための小組曲 Op.22「子供の遊び」
組曲「ローマ」 (管弦楽組曲第3番)*
《CD25》
フォーレ:
1 ) レクイエム Op.48
2 ) ラシーヌの雅歌 Op.11
3 ) チェロと管弦楽のためのエレジー ハ短調 Op.24
4 ) 管弦楽と混声合唱のためのパヴァーヌ Op.50
5 ) 混声合唱と管弦楽のための『バビロンの流れのほとりで』
《CD26》
ラフマニノフ:
交響曲第3番イ短調 Op.44
ジプシーの主題による奇想曲 Op.12
《CD27》
ラフマニノフ:
交響的舞曲 Op.45
幻想曲『岩』 Op.7
ヴォカリーズ Op.34-14(管弦楽版)
《CD28》
ショスタコーヴィチ:
1 ) カンタータ(バラード)『ステパン・ラージンの処刑』 Op.119
2 ) カンタータ『我が祖国に太陽は輝く』 Op.90
3 ) オラトリオ『森の歌』 Op.81
《CD29》
デュティユー:
1 ) メタボール
2 ) ひとつの和音の上に*
3 ) 交響曲第1番
《CD30》
ラロ:スペイン交響曲 ニ短調 Op.21
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op.26*
《CD31:特別収録》
1 ) フランク:交響曲 ニ短調 FWV 48 (※初出音源)
2 ) デュカス:交響的スケルツォ『魔法使いの弟子』(初CD化)
3 ) ルーセル:交響曲 第3番 ト短調 Op.42(初CD化)