商品の特長
無伴奏ソナタ&パルティータが大好評のブルネロ、さらなるバッハの世界へ!
チェロという楽器の形が定まったのは意外と遅く、18世紀まではさまざまなモデルが併存していたことが知られています。
イタリアの名手マリオ・ブルネロが最近好んで弾いているのは、ヴァイオリンの1オクターヴ下の調弦となる4弦のチェロ・ピッコロ(小型チェロ)。
アマティのモデルに基づいて再現製作されたこの楽器を手に、ブルネロはバッハがヴァイオリンのために作曲した無伴奏ソナタ&パルティータ6編を全曲録音、新鮮な音響体験として大きな話題を呼びました。その流れを受けての今回の挑戦は、バッハのヴァイオリン作品として同じく重要な6曲の「ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ」。""二重奏によるトリオ・ソナタ""ともいわれるこの作品は、任意の楽器による通奏低音ではなく参加必須のチェンバロ・パートが左手・右手ともに音符化されており、右手パートがヴァイオリンと対等に渡り合う実質3声の音楽です。残された手稿譜の一つの表紙に「低音部にガンバを重ねてもよい」と書き添えられており、今回の録音はその提案に従いフランチェスコ・ガッリジョーニがバロック・チェロとガンバを使い分けて参加。
同じくイタリア古楽界でキャリアを積んできた実力派ロベルト・ロレッジャンはチェンバロとオルガンを使い分け(楽章によっては双方を同時に使用)、ヴァイオリン・パートを弾くブルネロと低音部のガッジョリーニとともに語彙豊かな音楽を繰り出し、変化に富みながら一貫して誠実な解釈を楽しませてくれます。演奏者たちのコメントやバッハ研究者のペーター・ヴォルニーらによる解説書も充実。
(国内盤には日本語解説付き)
ナクソス・ジャパン
【演奏】
マリオ・ブルネロ(4弦チェロ・ピッコロ)
ロベルト・ロレッジャン(チェンバロ、ポジティフ・オルガン)
フランチェスコ・ガッリジョーニ(バロック・チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ピッチ: a'=415Hz
【録音】
2020年8月5-12日
パルコ・ボラスコ荘祝宴ホール、カステルフランコ・ヴェネト
(イタリア北部トレヴィゾ県)
収録情報
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのための6つのソナタ BWV 1014〜1019
(4弦チェロ・ピッコロと鍵盤、チェロもしくばガンバを加えた編成による)
[DISC 1]
1-4. ソナタ ロ短調 BWV 1014
5-8. ソナタ イ長調 BWV 1015
9-12. ソナタ ホ長調 BWV 1016
[DISC 2]
1-4. ソナタ ハ短調 BWV 1017
5-8. ソナタ ヘ短調 BWV 1018
9-13. ソナタ ト長調 BWV 1019
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