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日本を代表するバリトン歌手、宮本益光3年ぶりのソロ・アルバムで、初のリート・アルバムです。
「"白鳥の歌"四題」と題し、ロマン派を代表する4人の作曲家、シューベルト、ブラームス、ヴォルフ、マーラーが円熟期から最晩年にかけて書いた淡く崇高な歌曲を集めました。
各作曲家が行きついた「音楽の精神」がこれらの作品であり、苦難を強いる今の時代に問うような、人間の「死」と「生」を見つめる深い普遍的な作品集です。このプログラムは宮本の師である高橋大海が1985年10月に行ったリサイタルへのオマージュとなっています。
宮本は、師への敬意を払い、師と寄り添い対話しつつも、自らの魂を解放させ音楽の真髄へと向かって行きます。
宮本の心の琴線に触れる深い歌声が全編にわたり聴くものの心を揺さぶり、一筋の希望の光を射すかのような「楽に寄す」でアルバムを終えます。
宮本益光の覚悟と精神と師への愛情が詰まった渾身の作品です。
ナクソス・ジャパン
【演奏】
宮本益光(バリトン)
田恵子(ピアノ)
【録音】
020年9月28-30日
かつしかシンフォニーヒルズ
アイリスホールDXD352.8kHzレコーディング