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完全生産限定盤
1960年、リヒテルのアメリカ・デビューに際してRCAがセッション録音したベートーヴェン作品を集成した2枚組。11月下旬にRCAのセッションで収録された「熱情」「葬送」を含むソナタ3曲は、10月のニューヨーク・デビュー・リサイタルで弾いてセンセーションを巻き起こした十八番で、特に「熱情」における幅広いダイナミックスによるドラマティックな表現は、このソナタの極限の姿を具現化したもの。ミュンシュ指揮ボストン響との共演によるピアノ協奏曲第1番は構えの大きなアグレッシヴな演奏が聴きももの。随所に聴かせる瑞々しい表現もリヒテルならでは。いずれも2012年、ソニーミュージックが所蔵するRCAの3chオリジナル・アナログ・マスターを稀少なアンペックス社製デッキで再生した上でリミックスし、DSDリマスターを施した音源をもとに世界で初めて日本国内でのみSA-CDリングルレイヤーで発売。1960年代のアメリカ録音ならではの野太いながらも繊細なサウンドが鮮度高く蘇ります。 (C)RS