“キング・オブ・ギター”と称されるクラシック・ギターの第一人者のジョン・ウィリアムスのゆるぎない解釈と音そのものの魅力が溢れる1975年発表作品。6弦ギターを演奏しており、技巧を技巧と感じさせない比類なきテクニックと美しい音色はまさに永遠のスタンダードと呼べるもの。映画『ディア・ハンター』の音楽を手掛けたりフュージョン・バンドでプレイしたりと当時ジャンルの境界線を越えた活躍も注目を集めていたジョンが30台前半だった1974年〜75年にかけて行われたロンドン録音。ギターによるバッハを初めて聴く人にもおすすめのアルバム。 (C)RS