2016年12月末日までの期間生産限定盤
天才女流チェロ奏者として期待を集めながら、難病に冒され若くして世を去ったジャクリーヌ・デュ・プレが、その短かった活動期間に残した演奏のうち、間違いなく筆頭の名演とされるもの。夫君バレンボイム指揮のフィラデルフィア管弦楽団による好サポートを得て、作品に漂う悲しみをデュ・プレは十全に表現した。エルガーが戦争の惨禍を悼んで書いた悲しい旋律のひとつひとつが、このチェロ奏者の数奇な運命と重なり合い、胸に迫る。
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)(1)
ダニエル・バレンボイム指揮フィラデルフィア管弦楽団(1)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(2)
【録音年、収録場所】1970年11月27&28日、フィラデルフィア(1/ライヴ)、1976年4月6日、EMIスタジオ、ロンドン(2)
【ソニー・クラシカル名盤コレクション1000】シリーズ