オーボエから映し出される日本の美。 委嘱作品を含むオーボエ界注目のアルバム登場!
日本を代表するオーボエ奏者広田智之による全曲邦人作品のアルバムの登場です。これまで多くのアルバムをリリースし、その実力を如何なく発揮してきた彼ですが、長年温めてきた企画が実を結びました。今回収録されている北爪道夫による「歌う葦」は広田智之による委嘱作品で2013年夏に初演されました。オーボエの美しい音色と高い技術を要求され、オーボエの楽器のキャパシティが問われる作品です。この作品は2013年11月に全音楽譜出版社より楽譜が発売される予定となっています。また、保科洋の作品も広田智之委嘱作品(2003年)。どの曲もオーボエの難曲ですが、コンクールなどで取り上げられ、作品として高い評価を受けるオーボエ作品です。オーボエの可能性とオーボエ界の発展のため想いを馳せる広田智之の想いが詰まったアルバムとなりました。ぜひお聴きください。
【録音年、収録場所】
2010年4月28日 埼玉・秩父ミューズパーク、2013年7月18日 神奈川・相模湖交流センターにて収録