情熱的なヴァイオリン演奏でファンを魅了してやまない戸田弥生と、魅力溢れる美しいピアニズムで日本でも人気の高いアブデル=ラーマン・エル=バシャ、名手コンビによる最新のデュオアルバムが登場。前作の『シューマン&フランク』でも魅せた、迸る情熱と音楽の色彩感はそのままに、本作に収録されたバルトークとエネスクといった20世紀の東欧作曲家による民族的な作品において、一層の野性的熱狂を演奏に加味し、聴き手を凄まじい集中力の渦に引き込んでいく名演をくり広げています。エリーザベト王妃国際コンクール覇者同士の実力派が描き出す世界をご堪能ください。 (C)RS