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ジャズ・ソウル・オルガニスト、レオン・スペンサーによる1973年Presitageからリリースされた4枚目にして最後のアルバムが発売以来のワイド・リイシュー。
■70年代のソウルフルなジャズを代表する1枚で、Prestigeの最高傑作の特徴をすべて備えており、オールスターのサイドメンIdris MuhammedやMadlibの叔父、Jon Faddisなどもフィーチャー、ヴァン・ゲルダー・スタジオで録音されたこの作品には、ダウン&ダーティなグルーヴが満載。
■スティーヴィー・ワンダーの "Superstition "、カーティス・メイフィールド("Give Me Your Love")、マーヴィン・ゲイ("Trouble Man" )、フォー・トップス( "Keeper Of The Castle" )のカヴァーからオリジナル曲の "Where I'm Coming From "まで、のカタログにも触れており、レオン・スペンサーの波立つオルガンラインがこのグルーヴジャズの典型的例を示している。
■レオン・スペンサーはアメリカのジャズ・オルガン奏者で、デヴィッド・ニューマンやメルヴィン・スパークスらと共演した。スペンサーは1970年代前半にPrestigeでバディ・コールドウェル、イドリス・ムハンマド、グローバー・ワシントンJr.らと録音した。彼のレコーディング・キャリアは情け容赦なく短く(およそ1968年から76年)、1970年と1971年に最も集中した。この時期は、プロデューサーのボブ・ポーターがジャズ、R&B、ロックの合流を助け、新しい種類のファンクを誕生させた時期だったが、1990年代に「レア・グローブ」「アシッド・ジャズ」と呼ばれるものが復活して崇められるまでは、その評価は高くならなかった。
■ケヴィン・グレイがオリジナル・アナログ・テープからカットし、RTIでプレスした180g重量盤LPで、チップオン・ジャケットに包まれている。
【パーソネル】
Leon Spencer(org)
Jon Faddis(tp;tracks 1–4)
Victor Paz (tp;tracks 1–4)
Virgil Jones (tp;track 6)
Hubert Laws (fl;track 6)
Seldon Powell (fl, ts;tracks 1–4)
Frank Wess(fl, bs, conductor;tracks 1–4)
Sonny Fortune (as; track 6)
Dave Hubbard (ts; track 6)
Joe Beck (g; tracks 1–5)
Melvin Sparks (g;track 6)
Ernie Hayes (el-p; tracks 1–4)
George Duvivier(b;tracks 1–4)
Grady Tate (ds;tracks 1–5)
Idris Muhammad (ds;track 6)
Buddy Caldwell (congas;track 6)