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時代や地域を超えて、多くの音楽ファン/ミュージシャンから
変わらぬ共感と尊敬を集める女性シンガー・ソングライターの最高峰、ジョニ・ミッチェル。
グラミー賞受賞歴を誇る、彼女の音楽的キャリアを俯瞰する壮大なプロジェクト
”ジョニ・ミッチェル・アーカイヴ”の最新作が遂に登場!
第四弾となる今作は、彼女がより音楽的な探求心を深めていった、
彼女のAsylum Records期の後半となる70年代後半の5年間を、
貴重なセッション音源やライヴ音源で紐解いていく豪華6枚組CDボックス・セット、
『JONI MITCHELL ARCHIVES, VOL. 4: THE ASYLUM YEARS (1976-1980)』!
70年代後半を通して、ジョニ・ミッチェルは大胆かつ自由なジャズへの探求心とともに、
創造的な新境地を開拓し続けていった。
それまでと同じ道を歩むのではなく、他に類を見ない唯一無二のフォーク・フュージョンというスタイルを構築しながら、
自身の音楽的挑戦を推し進めていったのだ。
他の追随を許さないサウンドの頂点へと昇っていった彼女は、ゴールド・ディスクを獲得する『HEJIRA』(1976年)、
同じくゴールド・ディスクを獲得する2枚組アルバム『DON JUAN'S RECKLESS DAUGHTER』(1977年)、
チャールズ・ミンガスとのコラボレーションによって生まれた『MINGUS』(1979年)、
そして『SHADOWS AND LIGHT』(1980年)というライヴ・アルバムを通し、
その革新的なまでのスタイルをより明確な形で世界に提示していった。
この時期の作品群が持つスリルと興奮を現代に再び表現すべく、この時代をより深く掘り下げていく作品が、
今回リリースされるこの『JONI MITCHELL ARCHIVES, VOL. 4: THE ASYLUM YEARS (197601980)』なのだ。
このジョニ・ミッチェル・アーカイヴ・シリーズは、未開拓の地ともいうべき彼女の膨大なアーカイヴの中から、
ジョニ本人のヴィジョンとパーソナルな手法によって編纂されたレア音源集だ。
このシリーズの第四弾となる今作は、6枚組CDボックスに加え、
その中に収録されている楽曲の中から厳選された曲を4枚のアナログ盤に編集した
『JONI MITCHELL ARCHIVES, VOL. 4 HIGHLIGHTS: THE ASYLUM YEARS (197601980)』という
2形態でのリリースとなり、両ヴァージョンともに、未発表の貴重な写真や
ジョニ・ミッチェルの長年の友人でもある
キャメロン・クロウとが深く語り合った対談をまとめ上げたライナーノーツを掲載したブックレットが同梱されている。
このキャメロン・クロウとの率直な会話を通して、ジョニは、今回編纂される1976年から1980年までの
5年間にわたる創作活動の中でおきた私的なエピソードや想い出、物語などを共有してくれているのだ。
彼女の輝かしいキャリアの中でも最も多作な時期となる、70年代後半という期間を網羅するこの重要なボックス・セット。
今までのアーカイヴ・シリーズ同様、数々の貴重な音源が収録されているのだが、
その中でも今回特筆すべき音源は、ボブ・ディランが開催したローリング・サンダー・レヴューに帯同した
1975年のパフォーマンスや、1976年の全米ツアーでのパフォーマンスなど、彼女の力強いライヴ音源だろう。
また、今作は他にも『HEJIRA』や『DON JUAN'S RECKLESS DAUGHTER』、
そして『MINGUS』というアルバムのレコーディング・セッション時の貴重な初期音源や
オルタネイト・テイクなどを多数収録している他、
ブレッド&ローゼズ・フェスティヴァル出演時のパフォーマンス音源や、
反原発集会に参加した際のパフォーマンス音源なども網羅している。
さらに、今作には1979年のツアーの模様も記録されており、
そこにはそのツアーの貴重なリハーサル音源も収録されているのだ。
いうまでもなく、このリハーサルやツアーにはハービー・ハンコックやジャコ・パストリアス、
ウェイン・ショーターやパット・メセニーといった錚々たるメンバーが参加しており、
ジョニ・ミッチェルというアーティストの多彩な才能、そして柔軟性を存分に窺うことができる内容となっている。