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音場工房

[ 2025年 5月 27日付 ]



オーディオ用LANケーブルの決定版! アコースティックリバイブ『 LAN-QUADRANT-TripleC-WB 』のご案内です!

皆さまこんにちは!
ご無沙汰しております、ハイエンド担当"とうふ"です。
さて今回は、去る5月24日にジョーシン日本橋店で開催されました「アコースティックリバイブ」様のイベントより


非常に注目を集めた、オーディオ用LANケーブル「LAN-QUADRANT-TripleC-WB」をお借りしましたので、ご紹介いたします。


ここで簡単に【 LAN-QUADRANT-TripleC-WB 】の特長を。

前モデル「LAN-QUADRANT-TripleC」同様"QUAD"の名の通り、LANの信号線を用途ごとに4分割した画期的な構造を採用しています。このQUAD構造は厳選した素材と石黒代表の膨大なノウハウから生まれた唯一無二のLANケーブルと言えるでしょう。


見た目は端子が変わっただけのように見えますが、
特徴的なテレガートナー製端子は選別品の上位モデルに更新されています。


また、見た目だけではなかなか解りませんが、
新型端子に併せた内部線材の線径を見直しされているとの事です。(膨大な数の試行錯誤の中から最良の組み合わせを見つけられたそうです。)
他にも細やかな変更を施し、更なる高みへと至った「LAN-QUADRANT-TripleC-WB」が登場したのです。

昨今ネットワークオーディオのLAN信号を一旦光信号に変換する"光アイソレート"が非常に流行していますが、同社・石黒代表は一貫して厳選された素材と代表のノウハウから編み出された技術が込められたオーディオLANケーブルを世に送ってきています。

先日、石黒代表と直接お話する機会があり、光アイソレートの実例も踏まえ、詳しく解説頂き、何故同社が良いLANケーブルを推すのかもご教授頂きました。

ちなみに私の家ではルーターからオーディオルームの間で一旦光アイソレートを施しています。理由としては昨今、一般家庭ではLANに繋がる機器も非常に多いため、オーディオとその他を分離するための導入です。

そのためネットワークプレーヤー(TEACのNT-505)とハブ間に一番良いLANケーブルを導入したオーディオルーム内のネットワーク(NAS)再生に特化した環境とも言えます。
※データの保存先はオーディオ用NASと色々工夫したオーディオ用PCに保存しています。

そのため今回の音質傾向はストリーミングサービスではなく、NAS/PCからのデータ再生で私が普段聴いている音源で感じた変化をご紹介していきたいと思います。


早速プレーヤーとハブ間を【 LAN-QUADRANT-TripleC-WB 】に変更し試聴してみました。


私もガレージメーカーのそこそこ良い価格のLANケーブルに出会い楽しんできていた「つもり」でしたが、一聴で打ちのめされました。

キース・ジャレットのケルン・コンサートをデータ再生で聴いてみましたが、会場のホール感、ピアノの打鍵の押し出し感が大きく向上します。

うめき声や席を動かす動作音はよりリアリティが増し、場の緊張感まで伝わるようなピリリとした空気を感じさせられます。演奏が終わった後、ふっと緊張がほぐれるその様まで感じられるようなリアリティ、存在の濃密さに正直驚きしかありません。

もののけ姫オリジナルサウンドトラックでは21曲目「戦いの太鼓」では太鼓の打音の浸透度が深く、力感が大きく異なり思わず頭を抱えてしまいました。
力強い打音が耳に届いた後スッと引く太鼓ならではのハリのある表現。普段CDで聴くような"厚み"がネットワーク環境では無い事に不満を感じていたのがあっさり解消です。

楽器の音が細やかになりつつも"線が細くなる"といったデメリットは一切無く存在感の向上を楽しめます。

CD環境で聴くような空気感が欲しく、色々アクセサリー等を適用し、それでもまだまだ納得の表現には至っておりませんでしたが、【 LAN-QUADRANT-TripleC-WB 】が現状の不満点をまるっと吹き飛ばしてしまったのです。

現在のLANケーブルもかなり苦労して採用したのですが・・・。本当にあっさりとそれまでの最上を更新してしまいました。

私も色々LANケーブルを取り換えて試してきましたが、LANケーブルだけで、ここまで表現力が向上するは初めての体験です。
この音楽的快楽を体感してしまうと戻れません。正直、試聴機の返却後に耐えれるのか自信がありません。

そして同社定番のLANケーブル『 R-AL1 』の強化モデル『 R-AL1AS 』も併せてお借りしていたのですが、まだ詳細が公開されておりませんので、変更点、その他は不明です。


前情報もなくお借りしましたので、簡単に【 R-AL1AS 】の感想を。


見た目にはほぼ、同じです。
たまたまオーディオPCとハブ間に「R-AL1」を使っていたので交換し比較してみましたが、「PC-TripleC」らしい伸びやかな空間表現に磨きがかかり、低域の沈み込み・高域の伸びが向上しているのが感じられました。

快活なサウンドは健在で、"本格的なオーディオLANケーブルを導入してみよう"という方にも最適です。

アコースティックリバイブでは貸出サービスも実施しています。
気になられたらメーカー貸出(https://acousticrevive.jp/rental-request/)サービスをお申込みいただくのも良いかもしれません。
※規約をよくご確認のうえ、メーカーページよりお申込みください。


今回試聴に使用したCD類(別カートです)
※データをNAS/オーディオPCに取り込んで試聴しました。


キース・ジャレット / ザ・ケルン・コンサート

もののけ姫 オリジナルサウンドトラック

TVアニメ『葬送のフリーレン』Original Soundtrack




今回ご紹介した商品はこちら



アコースティックリバイブ社のネットワークオーディオ周辺アクセサリー



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