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音場工房

[ 2025年 3月 4日付 ]



アキュフェーズより、フォノイコライザーアンプ「C-57」新登場!!

ハイエンドオーディオ担当の "ichinose" です。

今回は、アキュフェーズのフォノイコライザー「C-57」が発表されましたので、ご紹介いたします。





◆新方式「ANCC」採用 MCヘッドアンプ回路による高性能化


「C-57」は完全シンメトリック構成の基板を新たに設計


「C-47」のヘッドアンプ部は上下の2枚の基板構成

MC時入力換算雑音:-156dBV(C-47:-155dBV)
副アンプによる雑音、ひずみ打消し回路を採用。(従来のANCCとは異なる新回路)

副アンプは主アンプの入出力間誤差信号を出力し、副アンプで囲まれた範囲内で発生した雑音(ひずみ等その他誤差も)を、抵抗の熱雑音を含め打ち消す、主副アンプ共にバランスアンプを採用。

副アンプはバイポーラトランジスタによる低インピーダンス構成の超低雑音アンプ。
低電源電圧の副アンプにより、性能向上と低消費電力動作を同時に実現。

MCヘッドアンプ利得は50dB(C-47同等)
ごく僅かなハムノイズの混入を抑制するため、天板内部板金はスリット付きの新構造を採用。


◆入力負荷インピーダンスに60Ω(MC)を追加


MC時 10/30/60/100/200/300/1kΩ より選択可能。
近年の低インピーダンスMCカートリッジに対応するため「30Ω」と「100Ω」の間に「60Ω」を追加。
MM時 1k/47k/100kΩ より選択可能。


◆操作系から見直した意匠設計


左に入力セレクタ、右に負荷インピーダンスセレクタを配置した左右対称デザインを採用。負荷インピーダンスセレクタの操作性向上、プリ/プリメインアンプと操作系を統一。

セレクタ周りの台座(リング)は、金メッキを施した高級仕様。高剛性で高品質な感触にこだわったオリジナルのセレクタを採用しています。


◆新設計電源回路


低雑音、高レギュレーション電源回路を新規設計。
MCヘッドアンプ副アンプ用に、低雑音仕様の低電圧電源を追加しています。
新規設計トランス、ブロックコンデンサを採用。


◆フル・バランス構成(C-47同等)


MC/MM独立、専用設計のバランス型ヘッドアンプ搭載。
MMヘッドアンプは低雑音JFET入力 利得20dB。
バランス入出力型RIAAイコライザー・アンプ採用。


◆担当者より

究極のフォノイコライザーアンプと評されて人気を誇っていた「C-47」が、5年の歳月を経て「C-57」として新登場しました。
内部写真を見ると回路は完全に新設計されている事が分かります。


「C-47」はヘッドアンプ基板のLRの干渉を防止するために上下に分けて構成されていました。


「C-57」では現代的な基板構成を採用し、非常に美しい信号の流れを実現させています。

もちろん、「C-47」の回路で最も特徴的で評価の高かったMCヘッドアンプの高い利得(50dB)とする回路設計は継承されています。

SN比は「C-47」が-155dB、「C-57」は-156dBと数値的には、たった1dBの改善ですが、聴感上の静けさは大きく改善しているそうなので期待できそうです!!

操作性の向上にも取り組まれており、扱いやすさも改善がされているのは流石と言えますね!!

MM/MCのロードインピーダンスの切替が大きなつまみに変更されて、アンプ類と同様の使い勝手となっており、より使いやすくなっています。


アンプに内蔵されているフォノイコライザーでは味わう事が出来ない、本物のアナログサウンドをお望みの方に・・・!!

まさに究極とも言える、凄いアナログサウンドを実現できるアイテムとしてお勧めいたします。





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