カテゴリから選ぶ


音場工房

[ 2025年 2月 25日付 ]



効果抜群のオプティカルLANアイソレーター「OPT ISO BOX」をご紹介!!

ハイエンドオーディオ担当の "ichinose" です。

今回は、コンパクトで手頃な価格帯ながら、本格的な光LANアイソレーションを実現する「OPT ISO BOX」をご紹介します!!

横幅70mm x 奥行83mm x 高さ32mmのコンパクト設計で、1筐体に見事に収められており、誰でも手軽に導入できます!!



Topwing「OPT ISO BOX」は、入出力にLAN(RJ45)端子、内部に光変換モジュールを備えたオプティカルLANアイソレーターです。

スイッチングハブやルーターからLANを経由して、ストリーマーなどのオーディオ機器の音質に影響を及ぼすノイズを、一度光に変換し、物理的嵌合をなくすことで完全除去します。


◆光による絶縁でノイズ除去

・スイッチングハブ(ルーター)とストリーマーの間に接続するだけで効果を発揮。
・高耐久グレード光変換モジュール「ST-Link」方式の採用などのハイエンドオーディオ仕様。
・通信速度切替機能(10Mbps/1Gbps/100Mbps)を搭載。

ネットワークオーディオの音質向上には、LAN系統のノイズ対策が必要不可欠です。トランス絶縁方式もありましたが、この方式は物理的嵌合が発生するため、完全なノイズ除去はできません。

その他、メディアコンバーター(LAN-光変換機)により、一度光に変換して物理的嵌合の排除ができる機器もありましたが「SFPモジュール」や「光ファイバー」の規格が複雑で、更に何と言っても、オーディオグレード製品はかなり高額で導入にはハードルが高かったですね。


◆スイッチングハブとストリーマーの間に接続するだけで効果を発揮



お手軽、簡単に光絶縁の効果を得ることと、買い求めやすさを目指して開発された製品です。

入出力端子には、一般的なLAN(RJ45)端子を備え「OPT ISO BOX」のDATAポートとスイッチングハブやルーターをLANケーブルで接続し、AUDIOポートとストリーマーなどのオーディオ機器をLANケーブルで接続するだけで効果を発揮します。

LAN信号は内部で光変換されるため、DATAポートとAUDIOポートの間は物理的嵌合がなくなり、理想的なノイズ除去が実現できるのです。

※「OPT ISO BOX」と、短めの「LANケーブル(CAT7)」を1本追加するだけ!!


◆高耐久グレード光変換モジュール「ST-Link」方式を採用するなどのオーディオ仕様



光変換の重要なパーツとなる光変換モジュールには、高耐久品を採用、どのような環境でも安定した光変換を達成します。あわせて、内部光ファイバーの接続には「ST-Link」方式を用いることで、接続の信頼性・堅牢性を向上。

また、二次的なノイズ対策になるLANトランスには、一般的なパルストランスタイプではなく、チップ型LANトランスと呼ばれるものを採用。
信号線ごとに独立しており、実装面積が小さいため、クロストークの低減とシグナルパスの最短化を実現しています。

2ポート間の電源/GND回路は、アイソレーターICと複数のガス放電管とTVSダイオードを用いることで絶縁を行なっています。そのため、電源ノイズの影響を比較的受けやすい外部電源接続部に近い方をDATAポート(入力)とし、もう一方をAUDIOポート(出力)としています。

オーディオ機器により近いLANケーブルをAUDIOポートに接続することをお勧めします。



◆通信速度切替機能(10Mbps/1Gbps/100Mbps)を搭載


通信速度による音の違いをお手軽に味わう事が出来ます。
理論的には「1Gbps」が理想的ではあるものの、ネットワーク回路によっては「10Mbps」あるいは「100Mbps」の方がノイズ感を抑えられ、好ましい場合も多くあります。

スイッチによって簡単に通信速度を切り替えることができるため、お好みの通信速度を手軽に選ぶことができます。

※10Mbpsモード時でハイビットレート音源の再生時に音切れなどが発生した場合は、100Mbps/1Gbpsモードをお試しください。


◆仕様

・入出力:LAN(RJ45)端子
・入力電源:12V/1A,2.1mm / 5.5mmセンタープラス (ACアダプター付属)
・通信規格:10Mbps Half / Auto-negotiation 1000Mbps Full / 100Mbps Half
・サイズ:70mm x 83mm x 32mm (幅 x 奥行き x 高さ)
・重量:193g

※Auto-negotiationによる通信速度切替機能のため、100Mbps/10Mbps設定時には Half=半二重通信となります。
対抗となる機器は速度固定設定ではなく、Auto-negotiation 設定を行なってください。


◆担当者より

LANケーブルで伝送するのはデジタル信号ですが、LANケーブルは金属線が使われていて電気が流れており、本来伝えたいデータに加えてノイズが一緒に運ばれてしまい、伝送先の機器が影響を受けて音質劣化の原因となっていました。

光アイソレートは効果が高い事は勿論承知していましたが、導入するには20〜60万円程の出費が必要で気軽には導入できませんでした!!

そのほかにも、トランス式アイソレーターや高周波ノイズ吸収方式等々!! LANのノイズ対策アクセサリーは沢山発売されていますが、今回ご紹介した「OPT ISO BOX」はそれらを凌駕する画期的と言える効果と低価格を兼ね備えている衝撃的な製品となっています。

LANの光絶縁は確実にネットワークオーディオの音を改善してくれます!!



「OPT ISO BOX」をスイッチングハブとNASの間に導入すると、ノイズフロアが劇的に下がります!!
音場の見通しが良くなり、サウンドが有機的となり、音像の輪郭もくっきり鮮明に見えてきます、想像を超えた効果に驚きです。
※困ったことに、もうWiFi接続には戻れなくなる可能性がありますのでご注意ください。

伝送速度の切替が可能(10Mbps/1Gbps/100Mbps)で、ハイレゾ音源は1Gbpsがきめ細かく抜けが良かったですが、44.1KHz/16bitのJAZZやPOPSでは10Mbpsの方がパワーとメリハリがあって好みの方が多いかもしれません。切り替えはフロントのスイッチで簡単にできるので、その時の気分でディテールを変えることもできます。

また、ハブと映像機器の間に入れて配信動画を見ると、画質のコントラストが高くなり、ピークの輝きが増します。同時に音声も聞き取りやすくなります。

HiFi音声だけでなく映像にも効果があり、複数個購入されて、それぞれに導入するのもアリではないでしょうか!!

同梱のACアダプターは汎用品となります。すでにオーディオグレードのケーブルやハブを導入している方には「iPower Elite」などでグレードアップがお勧めです。


内部を見てみると、光変換の重要なパーツとなる光変換モジュールには、高耐久品が採用されています。
内部光ファイバーの接続には接続の信頼性・堅牢性が高い「ST-Link」方式を採用。


※「ST-Link」は30年ほど前に筆者も使っていた「Wadia-Pro」にも装備されていたので懐かしいですが、コンシューマー機器には使われなくなりましたね。

LAN接続機器のノイズ対策に新たな一石を投じる大注目の製品! ネットワークオーディオをお使いの全ての方にお勧めいたします。






今回ご紹介した商品はこちら



商品はこちら