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音場工房

[ 2025年 2月 18日付 ]



アキュフェーズより、注目のプリメインアンプ「E-3000」新登場!!

ハイエンドオーディオ担当の "ichinose" です。

アキュフェーズより、待望のプリメインアンプ新製品が発表されました。
まだ、発売日は確定しておりませんが、ご予約を開始いたしましたので、ご案内いたします。※2025年04月上旬 発売予定。

価格的には「E-280」と「E-380」の中間モデルとなるようですが、音質のグレードは「E-380」を凌駕すると期待されます。





◆「E-3000」と、「E-280」「E-380」を比較してみましょう


▼「E-380」は2019年発売

▼「E-280」は2020年発売

スペック比較

・サイズ:幅465mm×高さ161mm×奥行420mm
 (E-380:幅は同じ、高さ171mm×奥行422mm / E-280:幅・奥行は同じ、高さ151mm)

・質量:23.1kg
 (E-380:22.8kg/ E-280:20.4kg)

・定格出力:100W(8Ω)
 (E-380:120W(8Ω)/ E-280:90W(8Ω))

・定格出力:150W(4Ω)
 (E-380:180W(4Ω)/ E-280:120W(4Ω))

・ダンピングファクター:600
 (E-380:500/ E-280:500)

・消費電力:69W(無信号時)
 (E-380:46W/ E-280:52W)

「E-380」はそれまでの上級機のノウハウを踏襲、音質と機能を充実させたAB級インテグレーテッド・アンプです。

「E-280」はその「E-380」の技術を取り入れながら、より多くの方にアキュフェーズの魅力を伝えたいという想いを込めてコストダウンを実現したモデルです。

両機種とも国内外で高い評価を獲得して大人気モデルとなりました。


今回発表された『 E-3000 』はアキュフェーズの最新の技術を踏襲、クラスを超えた表現力と多彩な機能を備えています。

まさに「E-380」と「E-280」を統合したモデルといえる内容で、現行の上位モデル「E-5000」「E-4000」と共に、AB級プリメイン・アンプの新しいラインナップを形成します。

・ボリューム・コントロール回路には『 AAVA 』を搭載し、演奏の瑞々しさを損なわずに音量を調整します。

・パワーアンプ部にはバランス回路『 インスツルメンテーション・アンプ 』を採用し、ノイズの影響を抑えながら理想的な電力増幅を実現しています。

・『 バランスド・リモート・センシング 』や『 半導体スイッチ 』による出力インピーダンスの低減により、ダンピングファクター600を達成しています。

・電力増幅段には『 バイポーラ・トランジスタ 』3パラレル・プッシュプル構成を採用。100W/8Ω、150W/4Ωの出力は、スピーカー本来の魅力を引き出し、躍動感のある音楽を奏でます。

・別売りのディジタル入力ボード「DAC-60」や、アナログ・ディスク入力ボード「AD-60」を増設すれば、ディジタル音楽信号やアナログ・ディスクの高品位再生も楽しめます。


◆AAVA方式プリアンプ


・回路構成から全面的に見直しを実施。
 入力端子直近に初段アンプを配置することで、内部配線経路でのノイズ混入を防止。

・プリアンプ出力部に「ANCC」を搭載、ボリューム実使用領域のノイズ性能を20%改善。



・部品配置、基板パターン及びアースレイアウトの最適化。
・AAVA基板を新規設計、部品配置変更により配線最適化。
・各基板間のアース接続を強化、理想の1点アース接続に近づけた設計。

※AVAA搭載により小音量時でも高SNな透明感のある再生が可能です!!


◆8Ω100W、AB級大出力パワーアンプ

・位相特性に優れたカレントフィードバック増幅回路を採用。

・オーディオ用バイポーラ・トランジスタの3素子並列駆動による大出力パワーアンプ。
 定格出力:100W/8Ω、150W/4Ω(E-380、E-280は2並列)

・出力トランジスタには、より高電圧・大電流の素子を新規採用。
  「E-3000」:2SC3263/2SA1294(サンケン製230V,15A)
  「E-380」:2SC3519/2SA1386(サンケン製160V,15A)
  「E-280」:2SC2837/2SA1186(サンケン製150V,10A)

・「E-3000」専用に開発された大容量コンデンサ:71V,33,000uF(E-380と同じ耐圧・容量)




◆ダンピングファクター 保証値:600

・低オン抵抗(1.6mΩ)のMOSスイッチの採用、帰還回路及びパターンの改善によってダンピングファクターを改善。
 (E-380,E-280:500)


◆安心してお使いいただける各種保護機能

・出力ショート検出、異常温度検出、出力DC検出機能を搭載。


◆上位機種のイメージを踏襲した意匠

・「E-380」と「E-280」を統合した新サイズ設計(写真左「E-280」、中央「E-3000」、右「E-380」)


・セレクタ、ボリューム周りのリング(台座)を金メッキ化


・大型のアナログ式パワーメーターを搭載(E-280よりも大型化)


・高剛性で感触にもこだわった、オリジナルのインプットセレクターを新規採用。
・新しいリモートコマンダー、RC-260が付属。


◆各種オプション・ボードに対応


・ディジタル入力ボード「DAC-60」、アナログ・ディスク入力ボード「AD-60」をはじめ、幅広いオプション・ボードを装着可能な、増設スロットを2つ装備

・「DAC-60」装着時DSD 2.8/5.6/11.2MHz、PCM 384kHz表示に対応(MHz/kHz切替え)

・「AD-60」装着時フロントパネルからのサブソニックフィルター切替え、MC入力インピーダンス切替えに対応。


◆担当者より

写真を見た第一印象は「E-380」の後継モデルかと思いましたが、スペックを確認すると、背の高さは「E-280」が151mmで、「E-380」が171mmでしたので、「E-3000」はその、ちょうど中間の161mmとなっていますね!!

デザイン的にバランスが整っているので「E-280」で多少感じた窮屈さがクリアされており、なかなかいい感じに仕上がっているのではないでしょうか!

出力的にも「E-280」「E-380」の中間となっていますが、ダンピングファクターは「E-380」を上回る「600」を実現しており、まさに「E-280」と「E-380」を統合したモデルと言える内容です。

メーカー担当者によると、音質は最近発売されたアキュフェーズ「E-4000」などと同様に、SNが良く透明感のある音場と、豊かな響きで魅力的なサウンドに仕上がっているとの事ですので、期待出来るのではないでしょうか!!

詳しいスペックや、試聴ができましたら、改めてご報告させていただきます。





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