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音場工房

[ 2025年 1月 7日付 ]



お買い得品のご紹介!!!【 木曽興業 音質調整材 fo.Q(フォック) 】

ハイエンドオーディオ担当の "ichinose" です。
惜しまれつつ業務撤退となった、木曽興業の音響調整材「fo.Q(フォック)」のお買い得品が入荷しておりますので、ご紹介いたします。
小型で軽量ながら、効果は抜群で、あらゆるオーディオ機器の調音にお使いいただけます。
お気軽にお試しいただけるお買い得価格でご提供いたしますので、ぜひお楽しみください!!


スピーカーやアンプなどのオーディオ機器用


ヘッドフォンに特化したシール型(白or黒)


◆音質調整材「fo.Q」とは

東京工業大学の隅田雅夫教授が、JST(科学技術振興機構)のプレベンチャー支援を受けて開発した、制振材料を応用した商品です。
オーディオ機器から発生する、微小な振動を効率的に減衰させ、淀みのない、澄み切った音色を実現します。


上記図は金属製品に「fo.Q」を貼り付け、同じ強さの振動を与えた時の振動減衰の違いを示しています。
「fo.Q」を使用することで、使用していない場合と比較して、非常に短時間で基材の振動を減衰させることが可能となります。
この効果により、音響機器の振動を短時間で効率よく減衰させ、音の解像度の改善、S/N比の向上を実現させます。


◆オーディオ用途に向いている新素材を使用した「fo.Q」の特長


「fo.Q」に使用されている制振材は、振動をまず電気エネルギーに変換し、生まれた電流を熱へと変換することで効率よく振動を吸収するという仕組みからなります。
よって、従来の制振材や防振材(ゴムや重金属)と比べ、その能力は桁違いに優れており、オーディオ機器に使用した場合、従来の常識を超えた音質調整効果が得られます。

「fo.Q」には従来の制振材や防振材の持つ、いわゆる固有音がありません。
ゴムや重金属では完全に振動を吸収しきれずに、その余ったエネルギーは他の振動を引き起こし、それが固有の音となる現象が起こります。
「fo.Q」にはそのような固有音がなく、純粋に音がクリアーになります。

「fo.Q」はオーディオ用途に向いている制振材です。
従来の制振材や防振材に比べ、広い周波数帯域での制振効果が確認されています。
また、特筆すべきは、他の制振材や防振材では取ることのできない微小な振動まで、効率よく吸収することができます。
その効果により、振動による微少信号が打ち消されることを防ぎ、圧倒的に明快に音を聴くことができます。
例えば、バイオリンの音色は弦の音だけではなく、胴の響きも含んでいることが感じられ、フルートでは演奏者の息づかいまでも感じることができます。


◆ハイエンド・カーボン・スペーサー 2.5mm【8枚入り】大型機器対応「CP-02」


数量:8枚入り
寸法:(W)20mm x (D)20mm x (H)2.5mm
重さ:約1.5g/1枚
耐荷重:100Kg/1枚
付属品:0.3mm厚/制振シート/16枚


◆ハイエンド・カーボン・スペーサー 1mm【8枚入り】コンパクト機器用「CP-01」


数量:8枚入り
寸法:(W)20mm x (D)20mm x (H)1.0mm
重さ:約0.6g/1枚
耐荷重:100Kg/1枚
付属品:0.3mm厚/制振シート/16枚


有機高分子ハイブリッド型制振シートと高級炭素繊維強化プラスチックを複合したインシュレータータイプ。
見た目も薄く(2.5mm or 1mm)、20mm角と小さく、持ってみると非常に軽いので、これがどれだけ効果があるかと思いますが、試しに機器の下に敷いたり、天板の上に置いたりしてみると、その効果の大きさに驚くかもしれません。

原音以外の余計な響きが程良く消えるので、楽器やボーカルの定位がよく分かるようになります。
音像が実在感を伴って、サウンドステージに浮かび上がってきます。

よく言われる「今まで聴こえなかった音が聴こえるようになった...」という情報量が増えるような感じではなく、余計な響きが消えることで、演奏そのものが鮮明に浮かび上がる感じとなります。


◆「CP-02」「CP-01」を実際に試してみました。

思った以上に結構効果が大きく、楽しくなり、様々な所に設置して、試してしまいました。
表面はカーボン素材で滑るので、その場合は付属のシートを貼ることで滑り止め効果があります。
※付属のシートは貼り付けても音質的な影響は感じませんでした(16枚付属)。



アンプの脚の下


アンプの天板の上


スピーカーの底板の下


スピーカーの天板の上

薄い両面テープで貼り付けてもOKとのことなので(剥がせる薄テープがおすすめ)



アンプのボリュームつまみ


アンプのフロントパネル


スピーカーユニットの周り

オーディオ機器以外でも振動してそうなところで効果があります。



ラックのガラス扉


スピーカースタンドの支柱


外付けHDDやゲーム機器にも効果がありました。
ネットワークオーディオ機器にも効果があります。
映像関係(テレビ、レコーダー、外付けHDDなど)にも効果があります。

工夫次第で、期待以上に大きな効果を上げることができるアクセサリーといえる商品でした。
効果があるとつい沢山欲しくなりますが、まずはワンセットお試しいただいて、楽しんではいかがでしょうか!!
思いつく限りのあらゆる場所に設置してお楽しみください。


◆シールタイプのCD/DVD用スタビライザー「DS-25A」

シールタイプのCD/DVD用スタビライザーです。


音元出版から発売された「2008年SUMMER・オーディオアクセサリー(129号)」の付録として、旧モデルの「DS-25」がサンプルがついていたので、お試しになった方も多いのではないでしょうか。
ご紹介する「DS-25A」は2021年に発売された商品で、「DS-25」の改良版となります。

「fo.Q」有機高分子ハイブリッド型制振材を使った、光ディスク用音質改善シール "REMASTER-RING"「DS-25A」。

厚み:0.4mm厚のリング状シールで、CDやDVDなど、光ディスクの中央部に貼り付けるだけで、再生時に発生する微小な不要振動を効率的に吸収し、振動による物理・電気的ノイズを改善できます。
ピックアップの動作も安定するので、サーボ補正が少なくなり音質向上が期待できます。


貼り付けタイプシール:18枚入り。
シールが手軽に剥がせるよう、プラスチック製のへら付属。
CDケースを使うと簡単に中央に貼り付けることができます。

「DS-25A」を貼ると、ボーカルがクリアーになり、声にメリハリが出てきます。
楽器の音も、繊細さが増して、綺麗に表現されるようになります。低音もグッと引き締まる感じでした。

旧モデルの「DS-25」は、ディスクによっては大人しくなりすぎる場合が結構ありましたが、「DS-25A」はどのディスクを選ぶ傾向はほとんど感じることなく、音質改善効果が確認できました。
低域が締まって、音圧的に少し減ると感じた場合もありましたが、その分ボリュームを上げれば何の問題もないと感じました。

余ったリング状シールの中央部分は機器のチューニング用途としても使うことができます。


◆PHONE ART "イヤホン音質改善材"「SW-01」「SB-01」


イヤホン音質改善用シールで、貼るだけでお使いのイヤホンの音質を改善できます。
イヤホン、ヘッドホン、携帯オーディオプレイヤーの各部に発生する微振動を驚異的な効率で吸収し、微振動に起因する音響ノイズを抑えることによって、音質を改善します。


・使用方法と効果

《 イヤホン棒に貼り付ける 》
音の情報量が向上します。


《 イヤホンの背面に貼り付ける 》
音の濁りが減少し、明るさが増します。


《 プラグに貼り付ける 》
音の透明性が高くなり、原音再生力が向上します。


《 ケーブルに貼り付ける 》
音が厚くなり、ダイナミックな音質になります。


《 スマートフォンや、携帯オーディオ本体に貼り付ける 》
音のメリハリが良くなります。


《 カートリッジシェルに貼り付ける 》
イヤホン以外のオーディオ機器にも使えます。

貼り付けるシールの大きさや貼り付ける場所によっては、上記のような音質改善効果が得られない場合もありますのでご注意ください。
⇒ 貼り付けるシールの量が多すぎると逆効果となる場合があります。

イヤホン周辺に貼りつけてご使用いただく場合には、左右のイヤホンの音響バランスを崩さないために、シールを貼る位置や面積は左右対称となるように貼り付けてください。

携帯電話やスマートフォンのスピーカーやマイク周辺等に貼りつけることにより、音質改善を図ることができます。


◆担当者より

惜しまれながらオーディオ製品の開発から撤退してしまった「木曽興業」の制振アクセサリー。
メーカーの最後の在庫を確保しましたので、特別価格にてご提供させていただいています。

有機高分子ハイブリッド型制振シートと高級炭素繊維強化プラスチックを複合したインシュレーターです。

「CP-02」:厚み2.5mm、20mm x 20mm、1.5g(1個)
「CP-01」:厚み1mm、20mm x 20mm、0.6g(1個)

見た目は薄く小さく、非常に軽い商品で、これがどれだけ再生音に影響するのか...と多少不安になる気持ちを抑え、試しに機器の下や天板などに設置してみるとその効果はかなり大きく現れます。

効果的には、いままで共振の影響で発生していた余計な響きが消えて、音像の輪郭がくっきりと表現できるようになります。
音数が増えるということではなく、必要な原音だけが聞こえてきて、演奏がより鮮明となり、目の前に浮かび上がってくるイメージです。

音の変化は、数ある制振アクセサリー類の中でも結構大きな方だと思います。
設置場所のおすすめとしては、大きな振動ではなく、微振動/共振が発生している場所となります。

効果が大きいので、楽しくなって、ありとあらゆる場所で試してみたくなると思いますが、適正量以上に設置してしまうと、音が寂しく感じてしまう場合がありますのでご注意ください。

様々なところで試してみると、設置場所によっても様々に音が変わりますので、面白いですよ!!
まずは、1〜2セット程度ご購入してお試しください。

※ヘッドホン用の「SB-01」「SW-01」をオーディオケーブルなどに使っても効果があります。
※ディスク用の「DS-25A」の中心部分も機器のインシュレーターとして利用できます。


◆筆者宅のアナログシステムで試してみた結果をご報告

(1) 最も効果が大きかったのは、トーンアームの軸受けの上に2.5mmの「CP-02」を設置。



(2) 次に、ヘッドシェルの根元近くの上に1mmの「CP-01」を設置してみましたが「ちょっと効き過ぎ?」だと感じました。カートリッジやシェルにはイヤホン用の「SB-01」のシールの方が効果的でおすすめです。



(3) アナログプレーヤーのベルトドライブのモーター付近に2.5mmの「CP-02」もGOOD!!



(4) レコードスタビライザーの上に「CP-02」は限定的でしたが効果がありました。



(5) その他、プレーヤーのキャビネットの上も効果があり、色々と楽しめます!!


筆者のプレーヤーにはなかったのですが、ダストカバーも効果的だそうです。
また、今回は試すことができませんでしたが、「fo.Q」のターンテーブルシートもぜひ試したいと思います。

ほかにも色々と試しましたが、文章がいっぱいになりましたので、またの機会にご報告させていただきます。
ご自身で置いたり、貼ったりしてお楽しみください。






木曽興業「fo.Q」はこちら

※いずれも在庫限りの限定数販売となりますので品切れの際はご了承願います。






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