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音場工房

[ 2024年 8月 13日付 ]



iFi audioより、最新技術が満載の「ZEN CAN 3」新発売!!

こんにちは、ハイエンドオーディオ "ichinose" です。

iFi audioより、最新の《 ZENシリーズ 》が発売されました!
今回は、その中でも、超ハイ・コストパフォーマンスを誇る ヘッドホン / プリアンプ新製品「ZEN CAN 3」をご紹介いたします!!


◆信じられないパワーと、妥協のない明晰さを実現

「xMEMS」ベースのIEM(インイヤーモニター型イヤホン)からハイエンドのプラナー型まで、駆動が難しいヘッドホンでも難なく駆動するパワーを備えています。「声のひびき、コーラスのクレッシェンド、ピアノの繊細なささやき」等々すべての音とニュアンスが、息をのむような正確さで再現できます。

全く新しいアナログEQモードにより、外界の混乱から自分を隔離し、エキサイティングなゲームや映画鑑賞に没頭することもできます。


◆将来を見据えた最新技術を搭載

ヘッドホン性能の限界を押し広げる革新的なマイクロスピーカー技術「xMEMS製MEMSスピーカー」を使用したIEM(インイヤーモニター型イヤホン)をサポートします。

 ・一般的なダイナミック・ドライバーの150倍の超高速メカニカル・レスポンス
 ・より正確なサウンド再生のためのフラットな2°位相応答
 ・+/- より正確な空間サウンドのための±1°の位相マッチング
 ・プラスチックの95倍の剛性を持つシリコン・スピーカー・ダイアフラムにより、スピーカーのブレークアップを抑えることに成功した濁りの少ない中音域

フラッグシップモデル「iDSD Diablo-X」に初めて搭載された先駆的なxMEMS製MEMSスピーカー専用アンプを搭載しています。
MEMSスピーカーに最適な動作に必要とされる電圧を供給できる能力を備えています。


◆「ムービーモード」「ゲームモード」搭載のEQ回路

映画鑑賞中のスリリングなシーンを観ているのに、登場人物のセリフが聞き取れないという事が多くあります。BGMや音楽に紛れてセリフが聞き取れないとフラストレーションを感じてしまいます。

「ムービーモード」では、ストリーミングコンテンツの台詞の明瞭さに特化して設計されたEQを搭載。台詞を聞き取ったり解読したりするのに苦労することなく、物語に没頭することができます。

「ゲームモード」では、対戦プレイで得られるアドバンテージを常に求めている人たちのニーズに直接応えます。ゲーマーは、相手の位置や脅威の接近を知らせるかすかな音でも聞き取ることの重要性を理解しています。

絶妙に小さな音量レベルのサウンドエフェクトをシャープに再現、ゲームプレイのこの側面を強化し、すべてのサウンドがより明瞭になり、特定しやすくなります。激しい銃撃戦でも、敵に忍び寄るときでも、この感度の高い音声により、敵の一歩先を行くことができます。


◆コンパクトサイズながら驚異的な2,000mV出力パワー回路を搭載

印象的な2,000mWの出力パワー回路を搭載、ヘッドホンで音楽を体験する方法を大幅にアップグレードし、かつてない明瞭度とヘッドルームを提供します。

ダイナミック・ピークを軽々と処理するその能力は、鮮明で、没入感があり、深く感動的な音楽を体験できます。
それは単なる大音量を意味するだけではありません。
音楽があなたを通して共鳴し、魂を揺さぶり、単なるサウンドを超えたつながりを生み出すのを感じることを意味します。

正確に駆動するためには大きなパワーを必要とする「平面磁界駆動ヘッドホン」でも。
十分な電流供給を必要とする「ハイ・インピーダンス・ヘッドホン」でも、その要求に見事に応えます。


◆優れたコンポーネント、クラスA級バランス回路搭載

フラッグシップ・ヘッドホンアンプのトリクルダウン・クラスAディスクリート・バランス回路を搭載しています。回路を支えるのは、パナソニック、TDK、MELF、テキサス・インスツルメンツ、muRata製の厳選された高級コンポーネント群で構成されています。

増幅段には、iFi/AMR独自の「OV」(Operationsverstärker)シリーズ・オペアンプを採用、市販の汎用チップを遙かに凌駕した性能を発揮します。


◆デジタルで音をいじらない、純度の高いアナログ増幅

すべての機能をアナログ回路で実現するとともに、アナログ回路の自然な利点を最大限活用しています。すなわち、サウンドの完全性を維持し、位相のずれや歪みの発生を抑え、より自然な周波数の調整を実現しています。

 ・「XBass+」:iFi audioの独自技術であるアナログ低音強化機能、中音域の明瞭さを損なうことなく低音をより強くヒットさせるように設計されており、低音域のレスポンスが不足しているIEMやオープンバックのヘッドホンでリスニングする場合に最適です。

 ・「XSpace」:これもiFi audioの独自技術で、ヘッドホン再生でスピーカーの様な広大なサウンドステージを再現します。
ヘッドホンリスニングを「頭の中」に閉じこもったものから自然で広々としたものへと変えます。
このテクノロジーは音楽を生き生きとさせ、ディテールや解像度を失うことなく、コンサートのようなサウンド体験を聴くことが出来ます。


◆A級ディスクリートアンプ回路搭載

「Class-A」アンプは、常に全てのトランジスタが動作しているため、非常に低い歪みと高い線形性を誇り、音楽信号を非常に忠実に再現することができます。

搭載されているDiscrete回路は、集積回路(IC)ではなく、個別のトランジスタや抵抗などの部品を使用して構成されます。これにより、回路設計者は各部品の特性を詳細に調整することができ、より高い音質を追求することができます。

また、カスタマイズの自由度が高く、オーディオファイル向けの特別な音質調整を実現しています。

「iFi audio」の「ClassA-Discrete」アンプ回路は、上記の「Class-A」アンプと「ディスクリート」回路の利点を組み合わせた理想的な構成を実現しています。

 ・低歪み:常に全てのトランジスタが動作することで、音楽信号を歪みなく増幅します。
 ・高い線形性:音楽信号の忠実な再現を可能にします。
 ・高いカスタマイズ性:ディスクリート回路により、各部品の特性を詳細に調整し、高音質を実現します。
 ・発熱管理:Class-Aアンプは発熱が大きいため、効果的な冷却設計が施されています。


◆「XBass」回路

「XBass」はアナログ回路設計を使用して低音を強調する方式。デジタルシグナルプロセッサ(DSP)ではなく、アナログコンポーネントを使用することで、デジタル処理に伴う遅延や音質の劣化を防ぎ、より自然で滑らかな低音再生を実現。

高性能なカスタム設計のオペアンプ(オペレーショナルアンプ)を使用、低音域の増強が滑らかでクリアに行われ、歪みの少ない高品質な音質を提供。 また「XBass」回路は、シグナルパス(信号経路)におけるノイズや干渉を最小限に抑えるように設計されています。

高品質なコンポーネントと最適化された回路設計により、ピュアなオーディオ信号が保たれ、低音強調効果が付加されても全体の音質が劣化しない設計です。


◆「iFi audio」特注仕様のOVシリーズ・オペアンプ

「iFi audio」特注仕様のOVシリーズ・オペアンプを搭載。
この一流の性能を持つ部品が、超低ノイズ、低歪み率(0.0001%)と広い帯域幅に貢献しています。


◆左右の音量差の少ない、日系メーカー製ボリュームを採用

ボリュームにチャンネル間のマッチング公差の少ない東京コスモス電機(TOCOS)製のマルチトラック・ポテンショメーターを使用。

※最適なパフォーマンスのために、常にボリューム位置が11時以降になるように調整する事が推奨されています。


◆TDK製C0Gコンデンサ採用

TDKのC0G(クラス1セラミック)コンデンサーは、共振回路の用途で高い安定性と低損失を提供。
純粋な周波数一定キャパシタンスの理論的理想に近づきつつあるこのコンデンサーは、コンデンサーに起因する歪みを驚くほど低減。
このコンデンサは高価ですが「iFi audio」の製品にふさわしい性能を誇っています。


◆Texas Instruments製低ノイズIC採用

Texas Instrumentsの低ノイズICは、優れたユニティゲイン帯域幅、非常に低いノイズと歪み、高い出力ドライブ能力、100dB以上のコモンモードおよび電源電圧変動除去比、広い最大出力電圧振幅帯域幅、および高いスルーレートを提供します。


◆担当者より

iFi-AudoのZENシリーズはコンパクトなサイズと手頃な価格で大満足の音質が楽しめる事は、今さら言うまでもありません。

今回ご紹介した iFi audio「ZEN CAN 3」は今までのZENシリーズの集大成と言える製品です。上位モデルのノウハウも惜しみなく導入されており、抜群のコストパフォーマンスのヘッドホン・プリアンプとしてお勧めいたします。

もちろん、ヘッドホンアンプとして抜群の性能を発揮してくれますが、プリアンプとして使ってもかなり高いパフォーマンスを聴かせてくれます!!

軽量コンパクトなデスクトップアンプとして驚くほど高い性能を誇っており、比類無き魅力を発揮します。

最近多く発売されている高性能なアクティブ(モニター)スピーカーと組み合わせると、何ともシンプルで素敵なシステムを構築できます。





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