[ 2024年 5月 7日付 ]
驚異的なハイコストパフォーマンスを誇る、iFi-Audio USB-DACアンプ『 ZEN-DAC3 』をご紹介
ハイエンドオーディオ担当の "ichinose" です。
驚異のハイコストパフォーマンスを誇る、iFi-Audio ZENシリーズのUSB-DACアンプ「ZEN DAC」が、第3世代にバージョンアップして発売されましたのでご紹介いたします。
iFi-Audio『 ZEN-DAC3 』の外見は、渋いゴールドの演出と、エンボス加工されたパネルを組み合わせた、高級感のあるデザインに仕上がっています。
デジタルステージのグレイドアップにより、PCM/DSD/MQAすべてがバ−ジョンアップされ、ついに入力端子がUSB-Cに変更されました。
現在入手できる、ほぼ全てのデジタルソースを網羅する、最新デバイスが提供されています!!
初回入荷の限定数(5,000台)のみ、キャンペーン価格になっていますので、ぜひこの機会にご購入ください。
◆ 第3世代『 ZEN-DAC3 』で更新された主な変更点
・DSD512/PCM768/MQAフルデコードに対応
・便利かつ高耐久な「USB-C」入力装備
・最大出力パワー390mWを誇る2つのヘッドフォン出力:4.4mmバランス、6.3mmシングルエンド
・固定・可変切り替え可能な2つのライン出力:4.4mmバランス、RCA
・XBass+機能搭載:開放型ヘッドフォンの低域不足を補正
・PowerMatch機能搭載:お使いのヘッドフォン・イヤフォンに最適なゲインを選択可能
・最新版低ジッター機能GMT(Global Master Timing)搭載:最大20dB以上のジッター逓減性能
・DCオフセットの最適化を含む内部回路の改良により、信号の純度と精度が向上
・DSD512とMQAフルデコードを管理する16コアXMOSローレイテンシーマイクロプロセッサーを搭載
◆ 「ZEN DAC」シリーズ
「ZEN-DAC」シリーズは、2019年にiFi-Audioの据え置き型のエントリーモデルとして発売されました。
横幅 158mm、重量 約500gのコンパクトで、価格も抑えられた製品からは信じられないほどの高音質で大ヒット商品となりました。
グレードアップモデルのV2や、より価格を抑えたAIRなども発売し、現在も人気を博しています。
◆ あらゆるオーディオシステムに比類のない多用途性を提供
固定出力と可変出力の両方を備え、ヘッドフォン、パワーアンプ、アクティブスピーカーとシームレスに接続でき、あらゆるオーディオシステムに比類のない多用途性を提供します。
2つの4.4mmバランス出力を搭載、1つはヘッドフォン専用、もう1つはバランスライン入力を持つオーディオ機器専用です。
4.4mmフルバランスという革新的な設計により、歪み、クロストーク、ノイズが最小限に抑えられ、音楽に真に浸れる純度の高い音を実現。
◆ PCM768kHzからDSD512およびMQAフルデコード
PCM768kHzからDSD512およびMQAフルデコードまで、音楽のあらゆるニュアンスが驚くべき明瞭さとディテールで忠実に再現されます。
さらに、改善されたDCオフセットやUSB-C入力過電圧保護などの強化により、安心してお気に入りの曲を楽しめます。信頼性の高い安全な動作が保証されているのです。
加えて、XBass+やPowerMatchのアナログ補正処理などの追加機能により、リスニング体験を正確かつ繊細にカスタマイズできます。
◆ デジタル・ステージ
定評のBurr-Brown(バーブラウン)DACチップをベースにiFi-Audio独自の開発。
自然なサウンドの「音楽性」とトゥルー・ネイティブ・アーキテクチュアによって選定し、iFi-Audioが幅広い製品群に使っている完成度の高いチップです。
このDACチップが入力処理に使用されるXMOSチップと組み合わされて、ハイレゾPCM、ネイティブDSD、MQAを含むあらゆるデジタル・オーディオ・フォーマットを優れた音質でお届けします。
価格帯を考えると『 ZEN-DAC3 』のデジタル・オーディオの対応力は抜群と言えます。
PCMおよびDXDオーディオデータは最大32bit/768kHz、DSDレートは2.8MHz(DSD64)〜12.4MHz(DSD256)に対応します。
Burr-Brown DACチップのトゥルー・ネイティブ設計により、PCMとDSDは別々の経路をたどります。
これにより、DSDはアナログ変換に至るまでネイティブ形式で「ビットパーフェクト」を維持できるようになります。
DSD互換性を主張する多くのDACがDSDデータを受け入れますが、PCMに変換してしまう製品が多くDSDならではの高音質とはいえません。
つまり、DSD純粋主義者にとって『 ZEN-DAC3 』は素晴らしくお手頃なソリューションとなります。
iFi-AudioのDACと他のDACを区別するもう1つの回路的特徴は、iFi-AudioはXMOSチップを自社でプログラミングしていることです。
他のメーカーがチップに依存しているファームウェアを使用するだけで、一般的にオーディオグレードサウンドに最適化されていないのに対し、iFi-Audioはオーディオ性能を高めるために独自の特注ファームウェアをプログラムして搭載しています。
iFi-Audioの最新ソフトウェア開発により、ファームウェア・アップデートによる機能の追加や最適化が可能になり『 ZEN-DAC3 』をユーザーの志向に合わせて調整することができ、長期間にわたって最先端を維持することができます。
ユーザーが望むのであれば、異なるバージョンのファームウェアをダウンロードしてインストールし、異なるデジタル・フィルターを試すこともできます。
ジッターを根絶するため、デジタル・ステージ全体で広範なクロックが維持され、DA変換までデジタル信号の完全性が維持されます。
◆ アナログ・ステージ
アナログステージはフルバランス設計で、この価格帯のUSB-DACアンプでは非常に珍しく貴重な回路です。
TDK C0Gコンデンサーや高品質アナログボリュームなど、オーディオ性能を考慮して慎重に選択された一連の高品質回路パーツが贅沢に組み込まれています。
ヘッドフォン・アンプ・ステージには切り替え可能なゲイン機能「PowerMatch」搭載。
入力感度と出力パワーを調整することにより、ヘッドフォン・イヤフォンの負荷に駆動レベルを合わせる事が可能。
IEM(インイヤーモニター)のような高感度イヤフォンでは、PowerMatchをオフに設定しておくと超低ノイズ・パフォーマンスが得られます。
一方で、ほとんどのオン/オーバーイヤータイプヘッドフォンなどのより出力が必要なヘッドフォンの場合は、フロントパネルのPowerMatchボタンを押してゲインを上げて使用してください。
「XBass+」アナログ補正処理の導入により、パーソナライズされたオーディオ体験がさらに一歩進みました。
XBass+は、低域を増強するための独自回路であり、その洗練された機能により、低音の鮮明度を維持しながら中音域を濁すことなく低域の強化を行うことができます。
たとえば、低域が軽い一部の開放型ヘッドフォンなどで利用頂く事が出来ます。 アーティストが意図した通りに低域が聞こえるように、低域を「補正」します。
◆ さらに充実した接続
フロントパネルとリアパネルの両方に4.4mmバランス出力を装備。
従来のXLR接続を使うことができないコンパクトな製品間でバランス信号の伝送を可能にするために設計されています。
前面に配置された4.4mmバランス出力は、一般的な6.3mmシングルエンドヘッドフォン出力と並んで配置されており、バランス・ヘッドホン設計の利点をフルに活かしながら、バランスとシングルエンドの両方のあらゆるタイプのヘッドフォンに対応します。
背面の4.4mmバランス出力は、バランス・ライン入力(4.4mm入力、または4.4mm-XLRケーブル経由のXLR入力)を備えたアンプやアクティブスピーカーへの接続を可能にします。
シングルエンドのRCA出力も備えています。
これらのライン出力(バランスとシングルエンド)は、「可変」と「固定」を切り替えることができます。
可変設定では、オーディオ信号にボリュームを有効にし、パワーアンプやアクティブスピーカーに接続するプリアンプとして機能させることができます。
固定設定はボリュームをバイパスし、出力を4.2V(バランス)または2.1V(シングルエンド)に固定し、プリアンプやプリメインアンプのライン入力に接続できます。
◆ 付属品
3.5mm-6.5mm変換ステレオプラグ、RCAケーブル、USBケーブル(Type A-C)
◆ 担当者より
『 ZEN-DAC3 』は、定評のある「ZEN-DAC」を全方位的に刷新したといえる製品です。間違いなく、エントリー据え置きUSB-DACアンプの決定版といえる、高音質が期待できる製品ではないでしょうか。
日本ユーザー向けのキャンペーンとして、初回5,000台に限り、39,600円(税込)にて販売されます。限定数が完売となった後は、44,000円(税込)となります。
注目の点は、USB入力端子がUSB-Cタイプになっていることです。USB-Cはホスト・デバイスの自動認識機能を含むためスマートフォンからOTGケーブルなしで直接の接続・再生が可能になりました。また、従来のUSB端子と比較して耐久性も格段に向上、バスパワー電流も安定しており、USB-C対応スマートフォン・タブレットから今まで以上に良い音質で再生ができます。
対応フォーマットは「DSD512/PCM768/MQAフルデコード」に拡張。「DSD512/PCM768kHz」フォーマットのファイルなんて持ってない〜と思われるかもしれませんが、最高峰のフォーマットに対応させることでフルアクセルで駆動する必要が無いため、今までのフォーマットは余裕を持って安定した変換をすることが出来ます。
▼USBバスパワーでも安定した動作をしますが、より高品位なオーディオ再生をするために、DC5Vの外部電源入力端子を備えています。外部電源を用いることにより、更に音質を向上することができます。
※電源のグレイドアップはかなり効果的です、お勧めはiPOWER2ですが、一気にELITEをご購入されても後悔は無いと思います。
・iFi-Audio:iPower2(5V)
超ローノイズ:ノイズフロア1μV(0.000001V)以下を実現した高性能ACアダプター・5V/2.5A、重量165g
・iFi-Audio:iPOWER-ELITE(5V)
航空機グレード6063アルミニウム筐体、フラッグシップ級の電源供給・5V/5.0A、重量550g
▼バランス接続するには別売りのケーブルが必要となります。
・iFi-Audio:44 to XLR CABLE
5N銀メッキ・特製のヘリックス(螺旋)デザインの美しいケーブルです。
・iFi-Audio:4.4 to XLR-CABLE-SE
ダブルコア・パラレル構造・線径:22AWG、コスパに優れた新製品ケーブルです。